小林国之
- 所属・役職:農学研究院・准教授
- コメント:
食における様々なリスク。リスクに直面したとき、人はどう行動するべきなのか。このプロジェクトでは、リスクへの対応を誰かやどこかに任せるのではなく、だれもが常日頃から考えていかなければならない問題としてとらえています。人任せではなく、食のリスクに関するコミュニケーションの能力を色々な実践の場に身を置いている人たちが身につけることが、食の未来を形作っていくために必要ではないでしょうか。大学のもつ知識だけではなく、食の現場に関わっている人たちと一緒に、職能としての人材育成のプログラムをつくっていきたいと思います。
棚橋知春
- 所属・役職:農学研究院・学術研究員
- コメント:
豊かな社会をつくるために一人一人が多少なりともリスクと向き合うことが求められていると思います。大学で得る専門知識をよりよく社会に生かすためのプログラムづくりにかかわっていきたいと思います。
堀浩子
- 所属・役職:農学研究院・技術補佐員
- コメント:
個人としてはリスクコミュニケーションについてはまだわからないことだらけ、ではありますが、微力ながら、プロジェクトを進める上でできる限りのサポートをしていきたいと思います。
吉田省子
- 所属・役職:農学研究院・客員准教授
- コメント:
リスクコミュニケーションの歴史を紐解けば、確かに、説得のために行われてきたことは否めません。しかし、先人たちの多くの経験と考察から、リスクコミュニケーションの性格は深く変化してきています。
私は、納得をもたらすものならいざ知らず、説得の手段としてリスクコミュニケーションを強化すべきだとは考えていません。そうではなく、問題を発見し可視化をしたり、過去から未来を考えたり、異なる価値観の出会いを試みたり、リスクガバナンスに対する合意形成を模索したりすることによって、リスク問題を多くの関与者の方々と共有し、共に未来を考えたいと思っています。それには、大学だけではなく、多くの人々の参加が必要だと考えています。
旧メンバー
- 正木 卓(H27.1.1~H27.12.31; 当時 所属・役職:農学研究院・特任助教)