湯論!?

湯論!?

日本畜産学会開催(@酪農学園大学)に伴い、西邑先生を中心に当研究室で企画し、日本食肉研究会で主催した懇話会「ミートサイエンス教育について考えよう!」が、第1部はアグリフードセンター(AFC)で、第2部は定山渓温泉ミリオーネで行われました(9月10−11日)。
参加者は全国の食肉関係の教員、学生ならびに食肉産業界から、40名ほどのご参加がありました。

第1部では、「ミートサイエンス教育について考えよう」と題して、若松先生が北大AFCの概要と北大におけるミートサイエンス教育・実習の現状と問題点を、AFC技術職員の生田さんと日置さんが技術職員からみた教育改善効果について、北大で製造した食肉製品を試食しながら行いました。

また、麻布大学坂田先生、神戸大学山之上先生、宮崎大学河原先生ならびに帯広畜産大学島田先生からも、各大学におけるミートサイエンス実習・教育の概要についてお話いただきました。日頃聞けない、他大学のミートサイエンス教育状況を聞くことができました。

さらに、企業が望むミートサイエンス教育として、日本ハムの菅原氏、プリマハムの加藤氏、東京食肉安全検査センターの中島氏から、大学および学生に対する要望をお話いただきました。若手・新入社員(すぐ前は学生だった…)に対する意見は、教員の抱えている問題点と概ね一致しており、今後の教育方針を深く考えさせられるものでした。

第2部では、バスで定山渓に移動し、温泉および料理を食べた後、浴衣姿でホワイトボードに向かってミートサイエンス教育を議論するという、非日常的な討論が夜遅くまで行われ、学会前の貴重かつ有意義なときを過ごしました。

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