スタイルシートを直接指定する
<タグ style="">

 スタイルシートの指定方法は、@タグに直接書き込む場合、A<head>〜</head>内に記述する場合、B外部スタイルシートファイルを使用する場合の3通りが有ります。
 スタイルシートをタグに直接書き込む場合は、タグに "style" 属性を追加します。

 <タグ style="Font-Size:10.5pt; Color:red"></タグ>
style="" スタイルシートの内容を記述
この属性を使用する場合は、<head>〜</head>内に次の行を記述して下さい。
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">

 ■スタイルシートの記述例
<span style="Font-Size:10.5pt; Color:red">

→フォントサイズを "10.5" ポイント、文字色を "赤" に指定した例です。
<hr style="Border-Top:red 1px dashed; Border-Bottom:red 1px dashed;">

→水平線の色を "赤" 、線の太さを "2" ピクセル、線のスタイルを "波線" に指定した例です。

 ★ <meta>タグの記載位置
<html><head>
<title>TAG List Site</title>
<meta http-equiv="" content=""></head>
<body>

</body></html>
 
※ <meta>タグは、<head>〜</head>の間に記述します。

詳細は、こちら をご覧下さい。

関連するページ
HTML タグページ CSS言語の指定:スタイルシート言語を指定する(<meta>
HTML タグページ CSSの指定:スタイルシートを指定する(<style>
HTML タグページ 外部CSSの読込み:外部スタイルシートファイルを読み込む(<link>
Utilety Page (参考)CSSの使い方:「スタイルシート(CSS)の使い方」へ

スタイルシートを間接的に指定する
<タグ class="">

 スタイルシートを指定するときに使用する属性です。この属性を使用すると、別の場所に記述されたスタイルシートの指定を適用させることができます。

 <タグ class="StyleName"> 〜 </タグ>
class="" クラス名を指定
* クラス名は、ピリオド( . )で書き始めます。ひとつのクラス名は複数のタグで使用することができます。また、1つのタグに複数のクラス名を指定することもできます。
* この属性は、ほとんどのタグで使用できます。

 ★ 使用例とブラウザでの表示
使 用 例   ブラウザの表示
<style type="text/css">
<!-- .fcBlu { color:blue; }   .fcGre { color:green; }
    .f14pt { font-size:14pt; }
--></style></head>
<body>
* スタイルシートの記述例です。スタイルシート名
は先頭にピリオドを付け、<style>〜</style>で
囲って記述します。
* 記述部分は、"<!--" と "-->"で囲むように心
がけて下さい。スタイルシートに未対応のブラ
ウザでは、「コメント」として扱われます。
* 以下は、スタイルシートの指定例です。
<span class=fcBlu>青色で表示します。</span> 青色で表示します。
<span class=fcGre>ここは緑色です。</span> ここは緑色です。
<span class="fcGre f14pt">緑色で14ポイントです。</span> 緑色で14ポイントです。
複数のクラス名(ピリオド型のスタイルシート名)を同時に指定する場合は、半角スペースで区切って記述します。

関連するページ
HTML タグページ CSSの指定:スタイルシートを指定する(<style>
HTML タグページ 外部CSSの読込み:外部スタイルシートファイルを読み込む(<link>
Utilety Page (参考)CSSの使い方:「スタイルシート(CSS)の使い方」へ

識別名を指定する
<タグ id="">

 ID(識別名)を指定するときに使用する属性です。
 識別名を指定しておくと、特定の部分に対してスタイルシートを適用させたり、JavaScript からの参照先を指定できるようになります。

 <タグ id="IDname"> 〜 </タグ>
id="" ID(識別名)を指定
* ID(識別名)は、ハッシュ( # )で書き始めます。JavaScript の参照先を指定する場合、ひとつのIDは1ページ内で一度しか使用できません。(ページ内でIDが重複しないように使用します。)
* この属性は、ほとんどのタグで使用できます。

 ★ 使用例とブラウザでの表示
使 用 例   ブラウザの表示
<style type="text/css">
<!-- #fcTea { color:teal; }
#fcOra { color:orange; font-size:14pt; }
--></style></head>
<body>
* 識別名をスタイルシートとして記述した例
です。識別名は先頭に#を付け、<style>
〜</style>で囲って記述します。
* 記述部分は、"<!--" と "-->"で囲むように
心がけて下さい。スタイルシートに未対応の
ブラウザでは、「コメント」として扱われます。
* 以下は、識別名の指定例です。
<span id=fcOra>ミカン色で14ポイントです。</span> ミカン色で14ポイントです。
<span id=fcTea>青緑色で表示します。</span> 青緑色で表示します。
<span id=fcTea>ここも青緑色です。</span> ここも青緑色です。

関連するページ
HTML タグページ CSSの指定:スタイルシートを指定する(<style>
HTML タグページ 外部CSSの読込み:外部スタイルシートファイルを読み込む(<link>
Utilety Page (参考)CSSの使い方:「スタイルシート(CSS)の使い方」へ

マウスのポイントで説明文を表示する
<タグ title="">

 この属性を指定することによって、指定した部分にマウスポインタを重ねる合わせると「説明文」を表示するようになります。

 <タグ title="説明文"> 〜 </タグ>
title="" 補助的な説明文を記述
* この属性は、ほとんどのタグで使用できます。
 説明文の表示例
<a href="#exam" title="title属性にジャンプします">説明文の表示へ</a>
説明文の表示へ
* リンクボタン「説明文の表示へ」にマウスポインタを重ねて下さい。ワンテンポ遅れて「title属性にジャンプします」を表示します。

 ★ 使用例とブラウザでの表示
使 用 例   ブラウザの表示
<b title="最近発行された書籍を掲載しています">新刊情報</b> 新刊情報
<span title="改訂日:09/3/20">注:改訂されました。</span> 注:改訂されました。
<input type="text" name="name" title="8文字以内で入力して下さい">

ショートカットキーを割り当てる
<タグ accessKey="">

 この属性を指定すると、アルファベットキーなどにショートカットキーを割り当てることができます。
※ 数字キーも指定できますが、[Tab]キーによる移動順序 と混同するので避けて下さい。

 <タグ accessKey="設定値"> 〜 </タグ>
accessKey="" 任意のキーを指定
 ショートカットキーの指定例
 <a href="#key" accessKey="J">ショートカットキー(J)</a> → ショートカットキー(J)
 この例では、リンクボタンに [J]キーを割り当てています。
 これを Windows で操作する場合、次のようになります。
Internet Exp.の場合:[Alt]キーを押しながら、[J]キーを押します。
Firefoxの場合:[Alt]キーと[Shift]キーを押しながら、[J]キーを押します。
Operaの場合:[Shift]キーと[Esc]キーを同時に押すと、右のようなメニューを表示するので、[J]キーなどを押して下さい。
 指定できるタグ
 この属性は、リンク(<a>タグ、<area>タグ)やフォームの部品(<input>タグ、<textarea>タグ、<button>タグ、<label>タグ、<legend>タグ)などで使用することができます。
 ショートカットキーを割り当てる際の留意点
リンク文字(ショートカットキー(J))部分のJは、このリンクに割り当てられたキーをユーザーに伝えるためのものです。これは、Windows 上で動くアプリケーションのメニューバーやダイアログに共通して用いられている表示方法です。例えば、ファイル(F)、編集(E)、表示(V)、ツール(T)、ヘルプ(H)などです。ブラウザではこの他に、お気に入り(A)、アドレス(D)などがショートカットキーとして割り当てられています。
ブラウザのメニューバーと同じキーを割り当てた場合、ホームページで指定したキーの割り当てが優先します。しかし、ショートカットキーを常時使用するユーザもいますので、重複は避けて下さい。
もちろん、同一ページでの重複も避けて下さい。
 Windows アプリケーションに共通のショートカットキー(参考)
プルダウンメニューやサブメニューで表示する、開く(O)、ページ設定(U)、印刷(P)などは、[O]キー、[U]キー、[P]キーなどを単独で操作します。
プルダウンメニューやサブメニューを表示しているときに機能します。
@ファイル(F)のプルダウンメニューで表示する、開く(Ctrl+O)、上書き保存(Ctrl+S)、印刷(Ctrl+P)やA編集(E)のプルダウンメニューで表示する、切り取り(Ctrl+X)、コピー(Ctrl+C)、貼り付け(Ctrl+V)などは、[Ctrl]キーを押しながら操作するショートカットキーです。
この機能はグローバル設定で、プルダウンメニューを表示していない場合でも有効です。

 ★ 使用例とブラウザでの表示
使 用 例   ブラウザの表示
お名前(M):<input type="text" name="name"
accessKey="m"><br>
ご出席:<input type="radio" name="q" value="はい"
accessKey="y">はい(Y)
<input type="radio" name="q" value="いいえ"
accessKey="n">いいえ(N)
お名前(M):
ご出席:はい(Y) いいえ(N)
* [Alt]+[M]で名前入力欄にカーソルが
移動します。
* [Alt]+[Y]や[Alt]+[N]で「はい」や
「いいえ」にマークが付きます。
※ キー操作は、Internet Exp.の場合です。

Tabキーによる移動順序を指定する
<タグ tabIndex="">

 この属性を指定すると、[Tab]キーによるフォーカス(カーソル)の移動順序を指定することができます。

 <タグ tabIndex="1" 〜 </タグ>
tabIndex="" 任意の数字を指定(1〜 32767)
* [Tab]キーを押すと、小さい数字から順にフォーカス(カーソル)が移動していきます。
tabIndex="0" を指定した場合は、「自動的に設定された箇所」と同じ扱いになります。
 指定できるタグ
 この属性は、リンク(<a>タグ、<area>タグ)、フォームの部品(<input>タグ、<textarea>タグ、<button>タグ、<select>タグ)、データの埋め込み(<object>タグ)などで使用することができます。
 移動順序を指定する際の留意点
[Tab]キーによる移動順序を指定する際には、"1"から順に指定して下さい。
それは、ページ内の全てのリンク箇所、入力欄、チェックボックス、ラジオボックスに移動順序が設定されるので、"1"から順に指定することで指定箇所に優先して移動させるためです。
また、リンク箇所が多いページでは、「移動順序指定」の部分を別ページにすることが望ましい。それは、移動順が「指定箇所」→「指定箇所n」→「自動的に設定された箇所」→「指定箇所」となり、「指定箇所」へ早く戻すことできるからです。
別ページにする方法は、アンケートなどの記入項目が多いページで、入力後に全体の整合性などを推考し、入力内容を修正するときなどに有効です。

 ★ 使用例とブラウザでの表示
使 用 例   ブラウザの表示
お名前  :<input type="text" name="name1"
tabIndex="1"><br>
フリガナ:<input type="text" name="name2"
tabIndex="2"><br>
ご住所  :<input type="text" name="address"
tabIndex="3"><br>
E-Mail  :<input type="text" name="e-mail"
tabIndex="4"><br>
お名前  :
フリガナ:
ご住所  :
E-Mail  :


* [Tab]キーを押すと、フォーカス(カーソル)が
「お名前」→「フリガナ」→「ご住所」→「E-Mail」
→「自動的に設定された箇所」→「お名前」
の順に移動します。

CSS直接指定CSS間接指定 識別名の指定説明文の表示 ショートカットキーの割当移動順序(Tab設定) 埋込Tag、共通属性 リファレンス へ