城田徹央(しろたてつおう;SHIROTA,Tetsuoh)

自己紹介

関心と研究テーマ

シベリアの調査地

  1. スパスカヤパッド研究林(ロシア連邦サハ共和国ヤクーツク近郊,N62E129)

グメリニカラマツの樹形づくり

  1. 成熟林の古いカラマツは200年から400年といわれます。最大樹高が20数メートルと限定された高さであり、この高さには120年程度で達することができます。ですから、年老いた林冠個体は樹冠を上部へ拡張しているわけではありません。しかしそれでも直径が大きな個体ほど、たくさんの葉をつけるというアロメトリー関係が見出されています。
  1. 老齢のグメリニカラマツは縦方向への樹冠拡張ができませんが、これを横への樹冠拡張に切り替えるとともに、樹冠の中に葉を詰め込んでいく樹形作りを行います。細長く背伸びしていた若いころと比べ、丸く中身の濃い樹冠づくりへと方向転換していくのです。この樹形づくりの移り変わりが、カラマツの長い寿命、そして森林の安定した維持につながっていくと考えられます。

連絡先

to do


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
最終更新日: 2006-01-05 13:07:13 (木)
城田徹央