<口頭発表>13:30-15:00(108号室)[発表時間:各15分(発表12分、質疑応答2.5分)]

 O-1)チシマザサ稈水解物のキシリトール発酵

  (北見工大)○三浦雅弘、妹尾朋暁、霜鳥慈岳、青山政和

 【概要】演者らは, 木質バイオマス高位利用の観点から, ササ, タケ, 農産廃棄物から機能性糖質の生産を検討している.
      ここではチシマザサ稈から得られた糖液のキシリトール変換を検討したので報告する.

 O-2)ヒドロキシプロピルセルロースゲルの熱応答性 ?架橋剤が及ぼす影響?

  (北大農)○神田高志、幸田圭一、浦木康光

 【概要】木材の主要成分の一つであるセルロースを誘導体化した、ヒドロキシプロピルセルロースを用いてゲルを調製した。
      様々な架橋剤を用いてゲルを調製したところ、体温付近の温度で急激に収縮するゲルの調製に成功した。

 O-3)安心安全な木製ハイブリッド遊具の開発

  (北林産試)○小林裕昇、野田康信、東 智則、長谷川祐、古俣寛隆、川等恒治

 【概要】接合部に金属を併用し安全性およびメンテナンス性を高めた木製ハイブリッド遊具を開発し試験施工を実施した。
      また、既存木製遊具支柱の地際部の補修について、新規金具を用いた簡便な補修方法を考案した。

 O-4)公共建築物の木造化推進に向けた道内の建物実態調査

  (北大農)○橋本泰治、平井卓郎

 【概要】近年、公共建築物の木造化が積極的に行われている。本調査では、道内の木造公共建築物の主要構造部材について
      必要寸法(断面、長さ)の整理を行い、建物の規模による必要寸法の違いや集成材の使用状況などについて比較した。

 O-5)カトリック北一条教会における耐力壁の評価

  (北大農)○片山知実、冨高亮介、澤田 圭、平井卓郎

 【概要】昨年行われたカトリック北一条教会の耐震改修では、外壁下見板張り壁、内壁木摺り漆喰塗り壁であるが壁倍率が
      定められていないため木摺り壁と仮定して計算を行った。これらの壁の実際の性能について実験的に確認を行った。

 O-6)枠組壁工法構造用製材を用いた開口耐力フレームの水平せん断性能

  (北大農)○冨高亮介、平井卓郎、澤田 圭

 【概要】枠組壁工法構造用製材を用いた閉合ラーメン型開口耐力フレームについて、初期性能や大変形時の耐力等の
      水平せん断性能評価を行った。