<img>タグで、画像を表示できます。

　<img src="sample.gif">

src=""

読み込む画像のファイル名を指定

※ 画像ファイルの指定については、「パス（URL）の指定方法」のページを参考にして下さい。

　ホームページで使用する画像形式は、GIF と JPEG が一般的です。最近は、PNG や BMP を使用したページも見られますが、あまり使われていないようです。

画像形式と主な用途
GIF	拡張子：.gif	256色 （8bit）	イラストなど色数の少ない 画像に適している	ファイル 圧縮有り
JPEG	拡張子：.jpg	1,677万色 （24bit）	写真など色数の多い画像 に適している
PNG	拡張子：.png
BMP	拡張子：.bmp			圧縮なし

　<img>タグに alt="" を追加すると、画像の代替えテキストを指定できます。

　<img src="sample.gif" alt="サンプル">

alt=""

代替えテキストを記述

HTML4.01では、alt属性は必須とされています。

＊ alt="" に記述したテキストは、次のような場合に使用されます。

 ・ 「画像を表示しないブラウザ」や「音声ブラウザ」では、画像の代わりにこのテキストが読まれます。
 ・ 画像の読み込みを完了するまでの間、このテキストが表示される。
 ・ Internet Exp.の場合、マウスでポイントしたときにこのテキストが表示される。

＊ alt=""の内容には、その「画像の説明」を入れるのではなく、「画像の代わりになるテキスト」を記述します。
例えば、「タグリスト」ページのタイトルを画像で作成した場合、
<img src="tagTitle.gif" alt="サイトのタイトル画像"> ← このように記述するよりも、
<img src="tagTitle.gif" alt="TAG list"> ← このような記述の方が適していると考えられます。

※ 説明文を入れたい場合には、title属性を使うようにします。

　<img>タグに border="" を追加すると、画像に境界線を付けることができます。

　<img src="sample.gif" border="1">

border=""

線の太さをピクセル数で指定

この属性は、HTML4.01では非推奨とされています。詳細は、「非推奨タグと非推奨属性」のページをご覧下さい。

この指定内容は、スタイルシートで代替えできます。

　画像をリンクボタンに指定すると、一般的なブラウザでは画像に境界線が入って表示されます。この境界線を消す場合は、border の値を "0" に指定します。

　<img>タグに width="" と height="" を追加すると、画像の表示サイズを指定できます。

　<img src="sample.gif" width="100" height="50">

width=""	横のサイズをピクセル数、or パーセントで指定
height=""	縦のサイズをピクセル数、or パーセントで指定

　巨大な画像を扱う際 width と height で縮小しても、元の画像が小さくなる訳ではありません。データ量は大きいままで、画像の読込に時間が掛かるのは同じです。
　また、この方法で表示する画像の大きさを変えると、画質が悪くなってしまうケースがあります。

　画像サイズの変更は、できるだけ画像編集ソフトを使用して下さい。

　画像の大きさを変更しない場合でも、サイズの指定を行って下さい。
　画像のサイズを指定することで、ページのアクセス速度を速めることができます。
　また、読み込み中のページのレイアウトも安定します。
　※ width="" または height="" のどちらか一方を指定しても良いです。

　<img>タグに align="" を追加すると、画像に並ぶ文字の表示位置を指定できます。

　<img src="sample.jpg" align="top">

align=""	top	画像横の上部に文字を表示
	middle	画像横の中央に文字を表示
	bottom	画像横の下部に文字を表示(初期値)
	left	画像の右側に複数行の文字を表示
	right	画像の左側に複数行の文字を表示

この属性は、HTML4.01では非推奨とされています。詳細は、「非推奨タグと非推奨属性」のページをご覧下さい。

この指定内容は、スタイルシートで代替えできます。

　top、middle、bottom の指定では１行しか並べられないのに対し、left、right の指定では複数行の文字を並べることができます。

※ left、right を指定した場合は、<br clear>で文字の回り込みを解除できます。

　<img>タグに vSpace="" や hSpace="" を追加すると、画像の周囲に余白を入れることができます。

　<img src="sample.jpg" vSpace="5" hSpace="5">

vSpace=""	上下の余白をピクセル数で指定
hSpace=""	左右の余白をピクセル数で指定

この属性は、HTML4.01では非推奨とされています。詳細は、「非推奨タグと非推奨属性」のページをご覧下さい。

この指定内容は、スタイルシートで代替えできます。

　<br>タグに clear="" を追加すると、文字の回り込みを解除できます。

　<img>タグに align属性で left または right を指定している場合に使用します。この clear属性で回り込みを解除すると、それ以降の文字は画像の下に表示します。

　<br clear="all">

clear=""	left	画像の右側にある文字の回り込みを解除
	right	画像の左側にある文字の回り込みを解除
	all	左右の文字の回り込みを解除

この属性は、HTML4.01では非推奨とされています。詳細は、「非推奨タグと非推奨属性」のページをご覧下さい。

この指定内容は、スタイルシートで代替えできます。