float は、フロート（浮動化）を指定するプロパティです。このプロパティを<table>タグ（要素）に設定すると、表をフロートさせる（表を左か右に寄せて、テキストなどを逆側に回り込ませる）ことができます。

　table { float: left; }

プロパティ名	値	説　　明
float	none	フロートさせない（初期値）
	left	表を左に配置し、テキストなどを右側に回り込ませる
	right	表を右に配置し、テキストなどを左側に回り込ませる

＊ フロートを指定する場合は、「回り込みを解除する」もご覧下さい。

フロートを指定するタグ（要素）には、widthプロパティで幅を指定しておく必要があります。

　margin は、上下左右のマージン（外側の余白）をまとめて指定するプロパティです。このプロパティを<table>タグ（要素）に設定すると、表の周囲にマージンを入れることができます。

　table { margin: 5px 10px; }

プロパティ名	値	説　　明
margin	数値＋単位（px 等） or パーセント	マージンの大きさを指定

　次の４タイプの指定方法があります。それぞれの値は、半角スペースで区切ります。

�@ margin: 2px; … 「上下左右」をまとめて指定
�A margin: 2px 3px; … 「上下」と「左右」を指定
�B margin: 2px 3px 4px; … 「上」､「左右」､「下」を指定
�C margin: 2px 3px 4px 5px; … 「上」､「右」､「下」､「左」を指定（時計回り）

　clear は、テキストなどの回り込みを解除するプロパティです。このプロパティは、floatプロパティによる回り込みを解除する場合に使用します。

　.exam { clear: left; }

プロパティ名	値	説　　明
clear	none	回り込みを解除しない（初期値）
	left	左フロートの回り込みを解除
	right	右フロートの回り込みを解除
	both	左右の回り込みを解除

clearプロパティは、ブロックレベルの要素に対して指定します。<br>タグに指定した場合でも回り込みを解除できますが、<br>タグはインライン要素のため、文法的には誤った使い方となります。