ER局在glucosidase II 触媒サブユニットの基質特異性に関する論文がBBBに掲載されました.
触媒サブユニットは大腸菌で組換えタンパク質として発現させると,安定性が低く,2日後にはその残存活性が40%以下に減少してしまいます.
一方,ここに10%程度でglycerolを添加すると安定性が明らかに上昇することがわかりました.
また,触媒サブユニットは単独でglucosidase IIの有する触媒特性をほぼ有していることがわかりました.
群馬大学 松尾一郎先生との共同研究です.
- PMID: 28471318 DOI: 10.1080/09168451.2017.1320520