フィールドワーク

安全第一 すぐ慣れます スギ林でのクロロフィル蛍光観測(岐阜県高山市)

岐阜大学の管理する渦相関フラックスタワーに登って観測します。その際には、安全帯・ヘルメットを装着し、安全を確保した上で二人以上で作業をします。はじめは怖いけど、徐々になれます。
スギ林でのクロロフィル蛍光観測(岐阜県高山市)

暗処理をしたのち(上写真)に、クロロフィル蛍光パラメータを測ります(下写真)。
魚眼カメラを利用して、森林内部からの天空写真を撮影します。

写真から計算された空隙率を利用し、葉面積指数を求めます。
フラックスサイトでの植生画像の撮影(苫小牧市国有林)

複数のフィルタを持つCCDカメラを利用して、植生の活性を調べます。
イネの分光スペクトルの観測(つくば市真瀬)

イネの葉っぱと白い四角板(標準反射板)の二つの値を測定します。


室内実験

野外では落ち着いて調べるのが難しいことは、室内でも検証します。

これは、クロロフィル蛍光のスペクトルを測る装置です。
持ち帰った葉っぱを有機溶剤に解いて(上写真)、分光光度計(下写真)でクロロフィルなどの色素濃度を測定します。



文献調査

作物生産に関わる統計資料を集めています。これは大正11-13年の水稲にかかったコスト(生産費)のデータです。

データの打ち込みは骨が折れますが、宝探しのようでとても楽しいです。


学生部屋

普段学生がいる部屋です。

複数の研究室の学生が共存していて、分野の垣根を超えた楽しい研究生活が送れます。


学会発表

研究成果を学会で発表します。

サンフランシスコで行われた米国地球物理学連合(AGU)2015 Fall Meeting参加の辻本くん


助成金受賞

当研究室では、時には学生自身で研究助成金に応募することもあります。

辻本くんは、公益信託エスペック地球環境研究・技術基金(エスペック株式会社)の平成27年度エスペック環境研究奨励賞を受賞し、50万円を贈呈されました。


フランス人学生さんの訪問

パリ第7大学の修士課程学生のMarcさんが北大を訪問してくれました。

苫小牧の研究林に行って、クレーンを見学しました。


シミュレーション用クラスタマシン

グローバルな陸域生態系物質循環を計算するためのDellのクラスタマシンです。

CPU管理ノード: Intel Xeon E5-2600 series x 10コア
CPU計算ノード: Intel Xeon E5-2600 series x 80コア
ストレージ: 40 TB(管理ノード)+44TB(WORKDIR)
ソフト: Intel C++, Intel F90, idl, ferret, cdo, nco


いやしのひととき

先生の作った水槽は、学生を癒します。