北大マルシェとは、毎年8月に北海道大学農学部にて行われる食と農のイベントです。食の安全・安心をテーマに、学生が準備・企画・運営を行っています。生産者等による新鮮な農産物や加工品の販売・学生による様々な企画を行っており、昨年の来場者数は大雨の中、2日間で5000人を超えました。消費者・生産者・学生を中心に毎年着実に浸透してきた北大マルシェは、今年で8年目を迎えます。
あなたは農についてどこまで知っていますか。「ぼく(食べ物)」がみなさんのおなかに入るまでにどんな物語があるか想像していますか。
「農家がどのように生産しているのか」を常に考えながら、食べ物を口にしている人はほとんどいないでしょう。それでも、「おいしいものを食べたい」、「栄養価の高いものを食べたい」など食への興味は高まっています。
では、どうして食への関心があるのに、農業、農家への関心が薄れているように感じられるのでしょうか。
この北大マルシェはおいしいものであふれています。そして、その「おいしい」もの一つ一つには物語があります。「おいしかった」、では終わらず、「どうしてこんなにおいしいの?」をきっかけに消費者の意識に変化を起こしたい。
食への関心を、食を生産している農業への関心へと広げ、さらにそこから農業を営む人々への関心へつなげたい。そういう想いから、今年度は「Do you 農?〜ぼくがおなかに入るまで〜」というテーマを掲げました。
私たち実行委員は北大マルシェの運営を通して、「食」、「農業」、「人(生産者・消費者)」について考えてきました。それらが「つながる場」としての「北大マルシェ2017」をみなさまに届けます。
※駐車場がございませんので申し訳ございませんが公共交通機関をご利用ください。