Aboutus of 北海道大学 森林政策学研究室

Laboratory of Forest Policy, Hokkaido University
北海道大学 森林政策学研究室

森林政策学研究室とは?

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森林政策学は森林と人間社会との間に生じる社会・経済現象を把握し,
森林の利用と保全に関わる政策のあり方について研究を行っています。

近年,森林のもつ多面的機能が注目されるようになり,
水産資源保全のための森林整備,森林の生物多様性の保全,あるいは循環型社会構築といったキーワードが,森林政策において用いられるようになってきました。

このように森林の意義が多様化する現在,関連する社会・経済現象も多様化しており,
我々の研究対象も多岐にわたっています。



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森林政策学が対象としているのは,森林・林業に関わる木材生産や特用林産物(きのこなど)の生産,水資源の涵養,自然学習,市民参加,ガバナンス,レクリエーション,生態系保全,野生動物保護にまで及びます。また対象の規模については,農山村・自然公園・都市から国家・世界規模にまで及んでいます。




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森林政策学は応用科学であるため,研究の手法や分析の枠組みは社会科学や人文科学を中心とした基礎諸科学に依っています。たとえば,経済学・社会学・教育学・法学などに基づいて研究を行っています。

また具体的な調査手法に関しては,インタビュー調査を行い現場でおきている現象を把握したり,アンケート調査を実施し人間の選択行動を分析したり,論文や歴史書物などの文献を読んだりします。


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以上に加え,我々の研究室では基本的に週1回のゼミと必要に応じて研究室メンバーで議論をするなどして研究を進めています。具体的にどのような研究をおこなっているのかはこちらのページご覧ください。