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学部de来てね

分子環境生物科学研究室(2015年までの旧名称=環境分子生物科学研究室)に学部生として加わるためには、まず北大総合理系または農学部に入学し、2年生に進級する際に農学部応用生命科学科に進学します。(平成25年度までは環境分子生物科学研究室として生物資源科学科に所属していましたが、平成26年度から応用生命科学科に移行し、研究室名称も分子環境生物科学研究室となります。)


応用生命科学科は「生命科学のフロンティア ~生命を分子の鍬で開拓する~」を掲げて、様々な角度から分子レベルで生命現象を解明しようとしています。人気も高く、1年生の時の成績順に希望がかなう学科移行では、毎年、高いGPEが要求されます。


無事、応用生命科学科に移行したら、学科オリエンテーション(4月初め)や学科移行生歓迎会(5月連休明け~中旬)、学科宿泊研修(10月初旬)でも研究室紹介がありますので、興味を持ったら覗きに来てください。2年生前期の応用生命科学実験でも関連実験の体験機会がちょこっとあります。2年生後期には「環境分子生物学概論」という講義があるので、ぜひ受講してみてください。研究室で行っている研究そのものではありませんが、基本になる考え方や関連基礎知識を学ぶことができます。「応用生命科学概論」では教員だけでなく先輩大学院生も研究紹介をします。ほとんどの研究室が植物を題材に研究展開していますが、ヒト・マウスといった高等動物を対象に、生命現象の分子機構の不思議に迫るだけでなく、癌や神経変性疾患等の病気との関連、治療・予防薬の開発への応用展開を視野に研究しています。他の研究室とは異なるテイストの内容・方向性を新鮮に感じて、こりゃ面白そうだ、研究してみたいな、と思ったら、3年生後期からの分野配属で分子環境生物科学研究室を希望してください。毎年2名まで配属可能です。


晴れて分子環境生物科学研究室に分属され、さあ実験するぞと張り切っても、3年生の間は取るべき講義がまだかなりあるので、日中なかなかまとまった時間が見つけられず、ちょっと気勢をそがれるかもしれませんが、研究室の一員としてセミナーや勉強会に参加し、実験室のメンテナンス作業やルーティンワークにも加わりながら、徐々に実験・研究が始まります。時間のかかる実験、途中で中断できない実験も多く、慣れるまでは講義・部活・アルバイトなどとの両立に苦労するかもしれませんが、教員・先輩たちに相談しながら自分のスタイルを見つけていきます。


4年生になったら毎日が卒業研究。実験の計画を立て、関連文献を読み、実験をして結果を整理・考察し、新たな実験の展開を考える、そんな日々が続きます。実験の進行具合によっては学会発表をするチャンスもあります。講義がなくなる分、自己裁量で実験量・勉強量を調節できる、言い換えると本人の“やる気”が問われます。自分のペースを早くつかんで頑張りましょう。


    

成果が出るまでに時間がかかる実験が多いこともあり、大学院へ進学する人がほとんどです。学部から修士課程まで一貫して頑張って、ようやく芽が出始めます。修士課程での就職活動も研究進行の大きなネックになってしまうことがありますから、学部卒で社会に出ることを目指す人は、卒業研究テーマの選択の際によく相談してください。就職試験・資格試験への準備、あるいは長時間・高頻度のバイトをしながら時間をやりくりして実験するのは、相当の覚悟が必要です。集中力をもって計画的に進めることで不可能ではありませんから、とにかく本人も研究室も”こんなはずじゃなかった”と不満と疲労感を募らせることにならないよう、研究室を選ぶ際、また所属してからも、よく相談してください。


分子環境生物科学研究室に興味のある方は、随時、研究室見学・紹介・相談を受け付けますので、気軽にいらしてください。たいていお菓子もあるので、お腹の空いた時に立ち寄ってみるのもいいですよ。ふらっと研究室に来てもOKですが、予めメールで日時を連絡してくだされば確実です。


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