木材工学(Timber Engineerring)

 授業の目標

   木材利用の有利性と問題点、木材の材料特性、木材の加工・利用法などにつ
   いて知り、持続的な木材利用のあり方やそれに必要な技術について考える。


 到達目標

   木材利用の現実的課題や、日常生活における木材の利用法や性能評価法など
   について知ることにより、木材利用に対する実生活に根ざした自分なりの視点を
   確立する。


 授業計画

  1.森林と木材利用
    森林の伐採と木材利用、材料としての木材利用の有利性と問題点について考
    える。
  
  2.木材・木質材料の種類と材料特性
    木材・木質材料の種類と特徴、木材の水分と乾燥法、木材の材料特性、木材
    の強度評価法などについて理解する。
  
  3.木材の利用
    木造建築、家具などへの木材利用、その過程で必要となる木材の接合法、木
    材と快適性などについて理解する。
  
  4.木材の生産と加工
    木材の生産(収穫)・加工技術について、技術的、産業的2つの視点から考え
    る。
  
  5.生体構造物としての樹木
    生立木の非破壊試験による材質管理、森林保全と樹木力学について理解す
    る。

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