ボックスのマージン(外側の余白)を指定する(CSS)
margin: *px *px *px *px;
 このプロパティは、全てのタグ(要素)に適用できます。ただし、table要素、caption要素以外の表関連要素には適用できません。

 margin は、上下左右のマージン(外側の余白)をまとめて指定するプロパティです。

 div { margin: 5px 10px 15px 20px; }
プロパティ名説  明
margin 数値+単位(px 等) or パーセント マージンの大きさを指定
 値には auto(自動)を指定することもできます。
 指定方法
 次の4タイプの指定方法があります。それぞれの値は、半角スペースで区切ります。
@ margin: 2px; … 「上下左右」をまとめて指定
A margin: 2px 3px; … 「上下」と「左右」を指定
B margin: 2px 3px 4px; … 「上」、「左右」、「下」を指定
C margin: 2px 3px 4px 5px; … 「上」、「右」、「下」、「左」を指定(時計回り)
 マージンとパディング
ボックスのイメージ
・マージン … 境界線(青緑の枠)より外側にある余白部分
・パディング … 境界線(青緑の枠)と内容領域の間にある余白部分

ブロックボックスが上下に並ぶ場合は、隣接する垂直方向のマージンが相殺される場合があります。

 ★ 使用例とブラウザでの表示 (b2-1)スタイルシートの書き方(基本)は、こちら です。
設定例 : .b2-1pad { padding: 10px; backGround-color: lightsalmon; }
.b2-1mar1 { margin: 10px; backGround-color: pink; }
.b2-1mar2 { margin: 20px 40px; backGround-color: pink; }
.b2-1mar3 { margin: 20px 10px 20px 60px; backGround-color: pink; }
使 用 例   ブラウザの表示
<div class=b2-1pad>上下左右に10pxの
 パディング:表示領域の外側に余白を設
 定します。</div>
上下左右に10pxのパディング:表示領域の内側に余白を設定します。
<div class=b2-1mar1>上下左右に10pxの
 マージン:表示領域の内側に余白を設定
 します。</div>
上下左右に10pxのマージン:表示領域の外側に余白を設定します。
<div class=b2-1mar2>上下に20px、
 左右に40pxのマージンです。</div>
上下に20px、左右に40pxのマージンです。
<div class=b2-1mar3>上 20px、右に10px、
 下 20px、左に60pxのマージンです。</div>
上 20px、右に10px、下 20px、左に60pxのマージンです。

     で囲まれた部分が全体の表示領域に当たります。
※ 上下左右のマージンを4点で指定する場合は、時計回りで記述します。
マージンとパディングの「文字を表示する位置」(テキストの相対的な表示位置)は同じですが、「余白の取り方」が違います。文字などに「背景色」をつける場合はマージンとパディングを使い分けて下さい。

上下左右のマージンを個別に指定する(CSS)
margin-top: *px;
 このプロパティは、全てのタグ(要素)に適用できます。ただし、table要素、caption要素以外の表関連要素には適用できません。

 margin-top は、上下左右のマージンを個別に指定するプロパティです(top の部分には、right、bottom、left が入ります)。

 div { margin-top: 8px; margin-right: 4px; margin-bottom: 8px; margin-left: 4px; }
プロパティ名説  明メ モ
margin-top 数値+単位(px 等)
or パーセント
上のマージンを指定 上下左右の指定順は任意です。
マージンをまとめて指定する場合は、時計回りで指定するので、その順番にしています。
margin-right右のマージンを指定
margin-bottom下のマージンを指定
margin-left左のマージンを指定
 初期値は 0 です。また、値には auto(自動)を指定できます。

 ★ 使用例とブラウザでの表示 (b2-2)スタイルシートの書き方(基本)は、こちら です。
設定例 : .b2-2pad { padding-top: 25px; padding-bottom: 25px; }
.b2-2mar1 { margin-left: 15px; margin-right: 15px; padding: 0;
color: black; backGround-color: pink; }
.b2-2mar2 { margin-left: 15px; margin-right: 15px; padding: 0;
color: blue; backGround-color: mistyrose; }
使 用 例   ブラウザの表示
<DIV class=b2-2pad><div class=b2-2mar1>
@ここは b2-2mar1 を使用しています。
<div class=b2-2mar2>
Aここは b2-2mar2 を使用しています。
 <br>薄いバラ色です。</div>
@の続きで、ここもピンク色です。
</div></DIV>
@ここは b2-2mar1 を使用しています。
Aここは b2-2mar2 を使用しています。
薄いバラ色です。
@の続きで、ここもピンク色です。
     の部分が全体の表示領域で .b2-2pad { } が働いている箇所です。
※ @が .b2-2mar1 { } の働いている部分で、青枠の線とピンク色の部分との隙間が15ピクセルになります。
※ Aが .b2-2mar2 { } の働いている部分で、ピンク色と薄いバラ色との隙間が15ピクセルになります。
※ なお、padding-top(bottom)は、全体の表示領域とピンク色の部分とに「余白」を設定する機能です。

ボックスのパディング(内側の余白)を指定する(CSS)
padding: *px *px *px *px;
 このプロパティは、全てのタグ(要素)に適用できます。ただし、tr要素、thead要素、tfoot要素、tbody要素、col要素、colgroup要素には適用できません。

 padding は、上下左右のパディング(内側の余白)をまとめて指定するプロパティです。

 div { padding: 5px 10px 15px 20px; }
プロパティ名説  明
padding 数値+単位(px 等) or パーセント パディングの大きさを指定
 指定方法
 次の4タイプの指定方法があります。それぞれの値は、半角スペースで区切ります。
@ padding: 2px; … 「上下左右」をまとめて指定
A padding: 2px 3px; … 「上下」と「左右」を指定
B padding: 2px 3px 4px; … 「上」、「左右」、「下」を指定
C padding: 2px 3px 4px 5px; … 「上」、「右」、「下」、「左」を指定(時計回り)
 パディングとマージン
ボックスのイメージ
・パディング … 境界線(青緑の枠)と内容領域の間にある余白部分

・マージン … 境界線(青緑の枠)より外側にある余白部分

 ★ 使用例とブラウザでの表示 (b2-3)スタイルシートの書き方(基本)は、こちら です。
設定例 : .b2-3mar { margin: 10px; backGround-color: lightsalmon; }
.b2-3pad1 { padding: 10px; backGround-color: lightpink; }
.b2-3pad2 { padding: 10px 30px; backGround-color: palegreen; }
.b2-3pad3 { padding: 10px 15px 10px 50px; backGround-color: moccasin; }
使 用 例   ブラウザの表示
<div class=b2-3mar>上下左右に10pxの
 マージン:表示領域の外側に余白を設定
 します。</div>

<div class=b2-3pad1>上下左右に10pxの
 パディング:表示領域の内側に余白を設
 定します。</div>

<div class=b2-3pad2>上下に10px、
 左右に30pxのパディングです。</div>

<div class=b2-3pad3>上 10px、右に15px、
 下 10px、左に50pxのパディングです。</div>

上下左右に10pxのマージン:表示領域の外側に余白を設定します。
上下左右に10pxのパディング:表示領域の内側に余白を設定します。
上下に10px、左右に30pxのパディングです。
上 10px、右に15px、下 10px、左に50pxのパディングです。

     で囲まれた部分が、マージン設定箇所の「表示領域」になります。
※ 上下左右のパディングを4点で指定する場合は、時計回りで記述します。
マージンとパディングの「文字を表示する位置」(テキストの相対的な表示位置)は同じですが、「余白の取り方」が違います。文字などに「背景色」をつける場合はマージンとパディングを使い分けて下さい。

上下左右のパディングを個別に指定する(CSS)
padding-top: *px;
 このプロパティは、全てのタグ(要素)に適用できます。ただし、tr要素、thead要素、tfoot要素、tbody要素、col要素、colgroup要素には適用できません。

 padding-top は、上下左右のパディングを個別に指定するプロパティです(top の部分には、right、bottom、left が入ります)。

 div { padding-top: 6px; padding-right: 4px; padding-bottom: 6px; padding-left: 4px; }
プロパティ名説  明メ モ
padding-top 数値+単位(px 等)
or パーセント
上のパディングを指定 上下左右の指定順は任意です。
パディングをまとめて指定する場合は、時計回りで指定するので、その順番にしています。
padding-right 右のパディングを指定
padding-bottom 下のパディングを指定
padding-left 左のパディングを指定
 初期値は 0 です。

 ★ 使用例とブラウザでの表示 (b2-4)スタイルシートの書き方(基本)は、こちら です。
設定例 : .b2-4pad { padding-top: 25px; padding-bottom: 25px;
backGround-color: lightgreen; }
.b2-4pad1 { padding-left: 20px; padding-right: 20px; color: black;
backGround-color: lightpink; }
.b2-4pad2 { padding-left: 15px; padding-right: 15px; color: blue;
backGround-color: mistyrose; }
使 用 例   ブラウザの表示
<DIV class=b2-4pad><div class=b2-4pad1>
@ここは b2-4pad1 を使用しています。
 背景色はピンク色です。
<div class=b2-4pad2>
Aここは b2-4pad2 を使用しています。
 背景色は淡いバラ色です。</div>
@の続きで、ここもピンク色です。
</div></DIV>
@ここは b2-4pad1 を使用しています。背景色はピンク色です。
Aここは b2-4pad2 を使用しています。背景色は淡いバラ色です。
@の続きで、ここもピンク色です。
     の部分が全体の表示領域で .b2-4pad { } が働いている箇所です。
※ @が .b2-4pad1 { } の働いている部分で、ピンク色の背景色部と文字との隙間が20ピクセルになります。
※ Aが .b2-4pad2 { } の働いている部分で、淡いバラ色の背景色部と文字との隙間が15ピクセルになります。

マージン:外側の余白 上下左右のマージン パディング:内側の余白 上下左右のパディング ボックスcss リファレンス へ