我が国最古の造林学研究室にて、その講義を行っているが、毎回、本当に難しいと感じている。初年度一緒に講義を盛り上げて下さった当時の大学院生・北方生物圏フィールド科学センター研究員諸氏の参加に、そして講義の方針((造林目次06.pdf)を作成する際に相談に乗ってくれた当時の3年生の皆さんに感謝している。この造林学を講じるに当たり辿ってきたことを紹介することで、伝統有る北海道の造林学の発展に寄与したい。なお、私の研究と教育経歴は寺澤実名誉教授のご指導のもとに、林学・林産学同窓会誌シルバ(73:49-51,2006)に「森林資源生産の明日を目指して」という題名で掲載させていただいた(シルバ原稿06.pdf)。
「迷った時は、原点に帰れ」の言葉通り、初代教授・新島善直博士の資料を「北のヤシの木」・黒松内町監修からひもとくことにした。 &ref(新島教授系譜.jpg)