家畜栄養生理学実験2015

 


この授業では、前半はヒツジ(反芻動物)、後半はラット(単胃動物)を用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


12回 ロールチューブのコロニー数測定と腐敗産物インドール・スカトールの測定

3週間にわたり、ラットの給与試験を行ってきました。

今回は、前回作成したロールチューブについて、出現したコロニーを計測します。

また、腐敗産物であるインドール・スカトールの測定を行います。

腸内細菌叢の変化は見られるのでしょうか?

 

 

 

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サンプルである盲腸内容物を量り取っています。

0.1 gという小さな値なので大変ですね。

 

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まずはスタンダードの試薬を分注していきます。ラベリングなどの作業も班員で分担して行います。

 

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実験作業は今回で最後となりますが、ポンピングなどのピペット作業も慣れた手つきになりました。

 

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前回作成したロールチューブに出現したコロニーの計測風景です。

 

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コロニーなのか気泡なのか、数えているうちにだんだん分からなくなってきます。

見習いたい集中力ですね!

 

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なかには、1本のハンゲートチューブから900以上ものコロニーを数え上げた強者も!

 

 

今回の栄養生理学実験は以上です。

次回は後半の最後、栄養生理学実験の最終回となります。

今までの実験で得られた結果をもとに、水溶性食物繊維の効果について発表を行います。

それでは、次回もお楽しみに!

                                                                 

(担当:秋山)

                                                                                                                                               

 

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