家畜栄養生理学実験2014 

 


前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


4  ルーメン細菌からのDNA抽出、PCR

 

前半のウシ(ルーメン)編では、粗飼料を多給した区と濃厚飼料を多給した区を設定し、それらの飼料がお腹の中でどのように分解・発酵されていくのかを見ていきます。

今回は、ウシの第一胃(ルーメン)で大事なはたらきをしているルーメン細菌の叢がどのように変化しているのかを探る第一ステップとして

ルーメン内容物からのDNA抽出とPCRを行いました。

 

 

 

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小池先生からPCRの原理の説明を聞くみなさん。

原理は理解できたかな?

 

 

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DNA抽出は、ピペット操作が命です!

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サンプルの入れ間違いに注意しましょう。

 

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さて、きちんとDNAは抽出できたのでしょうか??

 

 

 

今回の栄養生理学実験は以上です。

次回はPCR産物を用いて、DGGEによるルーメン内細菌叢変化を見ていきます。

はたしてどんな結果になるのでしょうか?

それでは、次回もお楽しみに!

 

                                                                 

(担当:武田)

                                                                                                                                               

 

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