家畜栄養生理学実験2014
前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
第11回 腐敗産物インドール・スカトールの測定
後半のラット(単胃動物)編では、食物繊維(セルロース)有無の精製飼料を給与したラットを用いて、健康と栄養状態を表す一連の指標を分析しながら、食物繊維の効果について考えていきます。
今回は盲腸内容物を用いて、腐敗産物であるインドール・スカトールの測定を行います。
盲腸内容物を0.1 g量り取ります。小さいので大変です。 |
当ラボ長内さんも参戦です。 |
スタンダードを作ります。ちょっと臭いのが難点。 |
マイクロチューブがたくさん必要なこの実験。がんばれ〜。 |
今回の栄養生理学実験は以上です。
インドールとスカトールは目に見えて違いがでたようです。
次回はガスクロマトグラフィーによるSCFA測定と、ロールチューブの作成についてお伝えします。
それでは、次回もお楽しみに!
(担当:岸)