家畜栄養生理学実験2014 

 


前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


10  ラットの血中グルコース・コレステロール濃度測定



後半のラット(単胃動物)編では、食物繊維(セルロース)有無の精製飼料を給与したラットを用いて、健康と栄養状態を表す一連の指標を分析しながら、食物繊維の効果について考えていきます。

ラット解剖後初となる今回の実験では、心臓から採血した血液を用い、その中のグルコース・コレステロールの濃度を測ります。

 

 

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小林先生から実験の意義の説明です。

食物繊維は血糖値やコレステロールを下げる効果があると言われていますが、果たして結果は…?

 

 

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今回の実験はマイクロプレートへの分注がほとんどです。

一人が分注を担当、もう一人がチェック、残りの人は

こらこら邪魔しちゃだめですよ。

 

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分注後はつまようじで泡を潰します。

正確な結果のために、狙いを定めてぷすり。

 

 

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恒例の検量線コンテスト、R2値が1に近いほど高得点です。

優勝班には景品のLOOKが贈呈されました。おめでとう!!

 

 

今回の栄養生理学実験は以上です。

次回は腐敗産物であるインドール・スカトールを測定します。

それでは、次回もお楽しみに!

 

                                                                 

(担当:岸)

                                                                                                                                               

 

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