家畜栄養生理学実験2012
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
第3回 SCFA濃度とアンモニア態窒素濃度の測定
前半のヒツジ(ルーメン)編では、粗飼料を多給した区と濃厚飼料を多給した区を設定し、それらの飼料がお腹の中でどのように分解・発酵されていくのかを見ていきます。
3回目の実験では、採取したルーメン液の短鎖脂肪酸(SCFA)とアンモニア態窒素濃度を測定し、飼料中の炭水化物が宿主動物のエネルギー源に変換されることを理解し、微生物タンパク質の合成に必要なアンモニアが生成されていることを確認しました。
今日は家畜栄養学研究室の実験室で実験です。みんな今日もやる気です。 |
まずは、SCFA濃度の測定について小池先生による説明です。細かい作業を必要としますが頑張りましょう。 |
サンプルをガスクロマトグラフィーと呼ばれる機械に注入していきます。 |
上手く注入できるかな? |
アンモニア態窒素の濃度を測定することでルーメン内でのタンパク質利用について考えます。今回もピペッティングが大事です。 |
ドラフト内の作業も集中して行っています。 |
最後にデータの整理です。しっかり計算方法も理解しましょう。 |
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今回の栄養生理学実験は以上です。
次回もお楽しみに!
(担当:近田)