家畜栄養生理学実験2012
名前を変えて全15回になったこの学生実験も今年で3度目です!
前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
第2回 糖質分解酵素の活性測定
前半のヒツジ(ルーメン)編では、粗飼料を多給した区と濃厚飼料を多給した区を設定し、それらの飼料がお腹の中でどのように分解・発酵されていくのかを見ていきます。
2回目の実験では採取したルーメン液の糖質分解酵素の活性を測定し、ルーメン内で粗飼料および濃厚飼料が分解されることを実証しました。
小池先生により今回の実験の目的について説明が行われています。 しっかり説明を聞くことが実験の成功につながります。 |
実験開始です。 ピペットの操作に慣れることも学生実験の大切な要素の一つです。 |
試験管に試薬やサンプルを分注していきます。 入れる試薬を間違えないように気をつけましょう。 |
みんな集中しています。実験もきっと成功するでしょう!! |
説明をするTAの仲田君(右)。みんな真剣に聞いています |
加藤さん(左)の分かりやすい説明でみんなも理解を深められたと思います。 |
マイクロプレートリーダーについて梅村さんが指導中。 この機械で吸光度を測定し、酵素活性を算出します。 |
全班の結果をホワイトボードに記録します。実験は成功したでしょうか? |
今回の栄養生理学実験は以上です。
次回はSCFA濃度とアンモニア態窒素濃度の測定です。
次回もお楽しみに!
(担当:近田)