家畜栄養生理学実験2012

 

名前を変えて全15回になったこの学生実験も今年で4度目です!
前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


10  アンモニア態窒素および乳酸濃度測定

 

今回は、オリゴ糖&ビフィズス菌を給与したラットの盲腸内容物より、アンモニア態窒素と乳酸の濃度、pHを測定しました。

  オリゴ糖&ビフィズス菌給与が腸内フローラに影響を与えているか、その代謝産物を見ることで間接的に推測します。

 

 

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まずは、盲腸内容物を測り取ります。

 

 

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盲腸内容物を食塩水に入れ遠心し、それをアンモニア態窒素と乳酸の測定に用います。

  

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ピペットの使用についてはみんなだいぶ慣れてきたようです。

 

  

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集中していますね。素晴らしい!

  

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アンモニア態窒素、乳酸共にマイクロプレートに分注しての測定となります。大変ですが頑張りましょう。

  

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今回は分注作業の画像ばかりになってしまいましたが、分注の重要さは伝わっていると思います!

  

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アンモニア態窒素の測定では最後にドラフト内で作業を行います。

  

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分注がうまくいったのでしょうか?満面の笑みですね!

 

試薬分注の多い実験、おつかれさまでした。

目に見えない微生物のはたらきを、アンモニア態窒素や乳酸といった代謝産物を通して実感していただけたでしょうか。

次回は、ロールチューブ法による腸内菌の培養計数およびVFA濃度測定です。

それでは、次回もお楽しみに!

 

                                                                 

(担当:近田)

                                                                                                                                               

 

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