家畜栄養生理学実験2011
名前を変えて全15回になったこの学生実験も今年で3度目です!
前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
第9回 諸器官計測、サンプル採取
前半の最初と同じく、後半もまずはサンプルの採取から始まります。
今回は、三週間オリゴ糖を給与したラットから、血液と盲腸内容物を採取します。
さらに、腑分けも行い、各臓器・組織重量、消化管内容物重を測定し、オリゴ糖の給与による影響を検証します。
三週間飼育したラットです。 これから麻酔をした後、サンプルの採取を行います。 |
慣れない作業ばかりですが、協力してこなせたでしょうか?TAの力も借りつつ実験は進んでいきます。 |
盲腸内容物を採取しているところです。 |
採取した盲腸内容物。 これに加え、血液も採取しています。 今後の実験では内容物と血液を分析していきます。 |
実際に臭いを嗅いでみるのも大事なことです。 オリゴ糖を給与した群とそうでない群で臭いは違ったのでしょうか・・・。 |
データ整理に明け暮れているのでしょうか。 ここでミスがあると今日の実験が台無しになってしまうこともあります。 この様子だと心配なさそうですね。 |
血液採取や腑分けなど、慣れない作業ばかりでしたが、いかがだったでしょうか?
動物を使った実験というのを改めて理解するきっかけになったのではないでしょうか。
今後は採取したサンプルを分析し、オリゴ糖の効果を検証していきます。
次回以降の結果に期待しましょう。
それでは、次回もお楽しみに!
(担当:新居)