家畜栄養生理学実験2011 

 

名前を変えて全15回になったこの学生実験も今年で3度目です!
前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


プレゼンテーション(前半)

前半のヒツジ(ルーメン)編では、粗飼料を多給した区と濃厚飼料を多給した区を設定し、それらの飼料がお腹の中でどのように分解・発酵されていくのかを見ていきます。

これまでの実験で、給与飼料の違いによりルーメン内の発酵パターンが変化することを確認してきました。また、なぜ変化が起きているのか、ルーメン内微生物に着目して数・多様性・酵素活性を明らかにしてきました。

今回は、前半のまとめとしてこれまで行ってきた実験の結果・考察を班ごとに発表してもらいました。

 

 

 

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プレゼンでは、私たちTAが採点させていただきました。採点の項目は、発表、スライド、質疑応答、チームワークです。

 

 

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じゃんけんで発表の順番を決めました。

トップバッターは4班、つづいて5班、2班、1班、トリは3班です。

 

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まず、4班の発表。

原稿を読み上げるのではなく、聴衆を見ながら説明していました。皆しゃべりがとても上手です。

 

 

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導入のところでは、アニメーション付きの図を使い

、聞き手に優しい説明でした。

考察に時間をかけて臨んだことも伝わってきました。

 

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つづいて5班。

発表の最後には濃厚飼料の利点・欠点について言及しており、実験の意義をよくとらえた発表でした。

 

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グラフの説明ではアニメーションを上手に用い、図のどこを見てほしいかが一目でわかる工夫がなされていました。

 

 

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お次は2班。掴みがばっちりでしたね。

「ルーメンの複雑さを感じてほしい」というメッセージ性のある発表でした。

 

 

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結果のスライドでは図だけでなく言葉の補足が入っており、要点が伝わりやすかったと思います。

 

 

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華の1班です。

たくさん質問をもらっていました。内容に興味を持ってもらえた証拠ですね。

 

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予想結果考察、といった流れを統一しており、非常に効きやすかったです。

 

 

 

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最後は、3班。

ルーメンの働きの主役である各菌の働きや、菌叢の違いについて詳しく言及していました。

 

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濃厚飼料、粗飼料の文字を色分けするなど、細やかな工夫が、聞き手の理解を助けていたと思います。

 

 

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同級生からも活発な質問がありました。

 

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さて、恒例の順位発表!!もちろん景品もあります。

3位4班

2位2班

でした。おめでとう!

 

 

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そして堂々の1位は、1班です!!

チームワークの感じられる発表、素晴らしかったです。

 

 

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小林先生、小池先生から各班にコメントがありました。良かった点、反省点に気づけたと思うので、次回の発表に期待です。

 

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発表、おつかれさまでした!

 

 

 

前半の栄養生理学実験は以上です。

次回からはオリゴ糖がラット(単胃動物)に与える影響を見ていきます。

次回もお楽しみに!

 

                                                                 

(担当:宮澤)

                                                                                                                                               

 

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