家畜栄養生理学実験2010  

慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。

 

 プレゼンテーション(前半)

本年度の栄養生理学実験の様子をお伝えします。

前半では粗飼料多給条件および濃厚飼料多給条件のヒツジのルーメン内発酵が時間経過とともにどのように変化するかを調べます。

 

これまでの実験で給与飼料の違いによりルーメン内の発酵パターンが変化することを確認してきました。また、なぜ変化が起きているのか、ルーメン内の微生物に着目して数・多様性・酵素活性を明らかにしてきました。

今回は前半のまとめとして、これまで行ってきた実験の結果・考察を班ごとに発表してもらいました。

 

 

発表前の様子です。

どの班も最終チェックとしてスライドや参考文献の見直しに余念がありません。

 

トップバッターは3班です。

 

反芻家畜の唾液の緩衝作用について述べたスライドです。

要点をとらえたスライド作りと発表ができていました。

 

2番手は5班です。

 

非常にインパクトのあるスライドです。スライドに皆の心をひきつけるような工夫がされていました。

 

続いて4班です。

 

全体の流れを示したスライドですが、こういったスライドがあると発表が分かりやすいですよね。

 

続いて2班です。

 

RFLPの結果を示したスライドです。粗飼料多給と濃厚飼料多給で結果が異なっているのがよく分かりますね。

 

最後は1班です。

粗飼料多給と濃厚飼料多給でそれぞれ何が異なるかを表にしてまとめていました。見やすくて分かりやすい表だと思います。

 

時には鋭い質問が来て、とまどうことも。

 

 

 

 

今回のプレゼンは、TAが審査員として各班の発表を評価し、採点しました。

優勝したのは・・・・・・・・・・1班でした。おめでとうございます!

3位以上の班には素敵な景品が小池先生より送られました。

写真は3位の5班です。

 

発表後、小林先生から各班の発表に対するコメントをいただきました。

 

最後に、小池先生より発表の総評と今回の前半部分のまとめをしていただきました。

 

今回で栄養生理学実験の前半は終了です。

給与飼料の違いによりルーメン内でどのような変化が起こっているか理解できたでしょうか?

次回からは後半の様子をお伝えします。

それでは、次回もお楽しみに!

                                                                 

(担当:吉國)