慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
★第7回 発表会(前半)
本年度の栄養生理学実験、前半では粗飼料多給条件および濃厚飼料多給条件のヒツジのルーメン内発酵が時間経過とともにどのように変化するかを調べます。
これまでの実験で給与飼料の違いによりルーメン内の発酵パターンが変化することを確認してきました。
また、なぜ変化が起きているのか、ルーメン内の微生物に注目して数・多様性・酵素活性を明らかにしてきました。
今回は前半のまとめとして、これまで行ってきた実験の結果・考察を、班ごとに発表してもらいました。
発表前の様子です。 |
最終チェックに余念がありません。 |
トップバッターは5班です。 各項目について丁寧に説明していました。しっかりと考察できていたと思います。 |
RFLPの結果を示したスライドです。 飼料によって、ルーメン細菌の多様性に差が出ています。 |
2番手は2班です。 非常にユニークなタイトルでした。 |
たしかにルーメンの中の複雑さは、「宇宙」と呼んでも過言ではないかもしれません。 |
続いて3班。 シンプルながら分かりやすい発表でした。考察もオリジナリティがあってよかったと思います。 |
アニメーションを駆使してルーメン内の物質の動態をわかりやすく示していました。 |
続いて4班です。 こちらもユニークな表紙でしたが、今回は割愛させていただきました。 |
アンモニア態窒素濃度を説明したスライドです。 飼料中の炭水化物の分解性に注目し、アンモニア態窒素濃度との関連を考察していました。 |
トリは1班です。 発表のストーリー作りが上手で、非常に聞きやすい発表だったと思います。 |
アミラーゼ活性について、ルーメン内のプロトゾアと細菌の関係から考察したスライドです。 自作の絵を用いて分かりやすく説明していました。 |
質問にも的確に答えられていたと思います。 |
発表の後の質疑応答も盛んに行われ、良かったと思います。 鋭い質問は怖いかもしれませんが、自分の発表に興味を持ってもらえるのは嬉しいですね。 |
今回の発表会ではTAが審査員となり、それぞれの班の発表を評価し、採点しました。 優勝した1班には素敵な賞品が送られました。 |
最後に小池先生から総評を頂きました。 |
発表も終わって、リラックスムードです。 班の結束も強まったでしょうか? |
お疲れ様でした。 |
今回で栄養生理学実験の前半は終了です。
残り半分、この調子で頑張ってください!
次回からは後半の様子をお伝えします。
お楽しみに!
(担当:林)