家畜栄養生理学実験'09 

 

 

 

 

 

 


慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。



★第13回 後半プレゼンテーション

 

本年度の栄養生理学実験、後半後半では単胃動物の代表としてラットを用いて2つの群に分け、通常の飼料と、食物繊維含量が極端に低い飼料を与えてその違いを探ります。

これまでの実験で給与飼料の違いにより血中成分や腸内発酵パターンおよび腸内菌叢が変化することを確認してきました。

 

今回は後半のまとめとして、これまで行ってきた実験について班毎に考察し発表してもらいました。

 

発表直前の様子。栄養生理学実験では2度目のプレゼンですが、この時間帯は何度経験しても緊張します。

 

手にはなにやら準備してきた厚めの飼料が

今回もじゃんけんで発表の順番を決定。

 

2 4 5 1 3 の順番で発表です。

2班の発表。

 

発表は全体的にコンパクトにまとまっていて分かりやすかったです。一部数字だけのスライドは図なんかを入れてくれるともっとGoodでした。

 

4班の発表。

 

処理区ごとの結果を一枚にまとめてくれたスライド。全体的に見せ方は上手で好印象でした。

 

5班の発表。

 

結果を見せるところでは複数の項目をリンクさせたり、スキームを作ったりしてわかり易く説明してくれました。内容的には良く調べてあったし、発表も聞くほうの興味を引く工夫をしたり上出来でした。

 

1班の発表。

 

今回の実験の意義を最初に説明してくれたスライド。内容をまとめるスキームをうまく使いながら進めてくれたので分かりやすかったです。やや冗長な面もあったのでもう少しコンパクトでも良かったです。

 

3班の発表。

 

全体的にシンプルに見やすく作ってくれていました。よく調べていましたがプレゼンテーションにおいては調べたことをいかに自分の言葉で述べるかも重要な要因なので今後意識してみてください。

 

発表終了後、小林先生より全体の総評をいただきました。

その後、TAによる採点の結果発表&表彰!!

 

3位の4班。

2位の1班。

 

そしてみごと1位に輝いたのは5班でした。

 

色々コメントもさせてもらいましたが、いずれの班もよく準備していて自分が3年生のときと比べるとビックリです。

その中でも5班の発表はプレゼンテーションの完成度として頭一つ抜け出した出来でした。

今後研究室に配属されるとプレゼンの機会もますます増えていくと思うのでさらに技術を磨いていってください。

 

発表会終了後は夕方からおなじみの「義経」にて打ち上げをおこないました。

 

みんなお疲れ様でした。

 

今回の栄養生理学実験は以上です。

 

今年から「家畜栄養生理学実験」と名前を変え全15回となった学生実験もようやく終わりを迎えました。

さまざま実験を通して3年生はそれぞれどんなことを感じたでしょうか?

10月にはいよいよ研究室分属を控えますがどの研究室にいってもこの実験の経験がいきれば幸いです。

 

来年もお楽しみに!

                                                                 (担当:内堀)

                                                                                                                                               

 

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