家畜栄養生理学実験'09 

 

 

 

 

 

 


慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。



★第10回 盲腸内容物中のpHおよびアンモニア態窒素濃度の測定

 

後半第4回目は、盲腸内容物中のpHおよびアンモニア態窒素濃度の測定を行いました。

 

 

まずは小林先生から実験概要の説明がありました。

コントロール区と低ファイバー区ではどんな差が出るのでしょうか?

 

盲腸内容物を秤取します。

なんとなくCTR区と低ファイバー区で臭いが異なるような気も・・・?

今回は液量がごくわずかであるため、pH測定といってもルーメン内容物の時のようなpHメーターは使えません。

そこでこちらの小型のpHメーターを使用します。

その名も「pHボーイ!」

このように先端部分の電極に液体を分注するとpHが測定できるのです。

さて、結果はいかに?

続いてアンモニア態窒素濃度の測定です。

前半のルーメン内容物でも同様の実験を行ったので2度目ということもあり、手際よく作業が進んでいます。

 

最初はやりづらかったドラフト内での分注作業も、慣れたものでしょうか?

 

結果を単位重量あたりに換算します。

どうやって計算すればいいのか、各々必死に思考をめぐらせます。

 

全班のデータが出揃いました。

さぁ、思い描いていたような結果は得られたでしょうか?

 

 

    次回は、同じく盲腸内容物を用いてSCFA濃度を測定します。

    加えて嫌気性細菌の計数に用いるロールチューブを作成します。

 

    次回もお楽しみに!

 

(担当:林)

                                                                                                                                               

 

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