慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
★第10回 盲腸内容物中のpHおよびアンモニア態窒素濃度の測定
後半第4回目は、盲腸内容物中のpHおよびアンモニア態窒素濃度の測定を行いました。
まずは小林先生から実験概要の説明がありました。 コントロール区と低ファイバー区ではどんな差が出るのでしょうか? |
盲腸内容物を秤取します。 なんとなくCTR区と低ファイバー区で臭いが異なるような気も・・・? |
今回は液量がごくわずかであるため、pH測定といってもルーメン内容物の時のようなpHメーターは使えません。 そこでこちらの小型のpHメーターを使用します。 その名も「pHボーイ!」 |
このように先端部分の電極に液体を分注するとpHが測定できるのです。 さて、結果はいかに? |
続いてアンモニア態窒素濃度の測定です。 前半のルーメン内容物でも同様の実験を行ったので2度目ということもあり、手際よく作業が進んでいます。 |
最初はやりづらかったドラフト内での分注作業も、慣れたものでしょうか? |
結果を単位重量あたりに換算します。 どうやって計算すればいいのか、各々必死に思考をめぐらせます。 |
全班のデータが出揃いました。 さぁ、思い描いていたような結果は得られたでしょうか? |
次回は、同じく盲腸内容物を用いてSCFA濃度を測定します。
加えて嫌気性細菌の計数に用いるロールチューブを作成します。
次回もお楽しみに!
(担当:林)