Weekly Pictures
The 7th
<学会の様子>
学会のシンポジウムは8/5の午後〜8/7の期間で行われました。
ここでは開会から閉会までのシンポジウム中の栄養の面々の発表の様子をメインでお伝えします。
今年で7回目となるこの学会。今回は韓国の首都ソウルにある建国大学にて開催されました。 |
構内には大きな池があり、緑も多く気持ちのいいキャンパスでした。 写真は学会会場を対岸にある宿舎の方向から撮影したもの。 |
学会会場入口には「The 7th
Korea Japan China Joint Symposium on Rumen Metabolism and Physiology」の文字が... |
口頭発表がおこなわれた会場です。階段状になっていて100人以上は入れそうな広さでした。 |
Opening Ceremony では各国の代表者の方々から挨拶をいただきました。 こちらは開催国である韓国の責任者Jong
K. Ha教授。 |
こちらは中国のJian-Xin Liu教授。 |
日本からはルーメン研の会長でもあります板橋先生です。 |
続いて、招待講演をおこなってくださった3名の著名研究者をご紹介します。 こちらはイリノイ大学のRoderick I.
Mackie教授(USA)。 講演タイトルは「Genomic approaches
to the study of plant cell wall degradation by rumen bacteria」 |
アバディーン大学のR. J. Wallace教授(UK)。 講演タイトルは「Ruminal lipid
metabolism – paradoxes and mysteries」 |
CSIROのC. S. McSweeney教授(Australia)。 講演タイトルは「Recent advances
in our understanding of reductive acetogenic-bacteria in the rumen and other
gut ecosystems」 |
家畜栄養学研究室からの口頭発表は3題。発表順に紹介します。 まず、2日目午前の最後に私、内堀(M2)が発表させてもらいました。 タイトルは「Intestinal
characteristics of rats as affected by feeding of gluconic acid and liquid
methionine」 |
質疑応答では招待講演者のR. J.
Wallace教授(UK)とC. S. McSweeney教授(Australia)から質問をいただくことができました。英語の聞き間違えもありましたがどうにか英語で答えることができました。 |
2日目午後の最初には福間くん(M1)が発表しましました。 タイトルは「Contribution of
novel rumen bacterial strains to fiber digestion in vitro」 |
質疑応答では招待講演者のR. I.
Mackie教授(USA)とC. S. McSweeney教授(Australia)からの質問を受けました。福間くんは今学会が学会デビューだったのですが英語での発表もさすがのできでした。 |
小池先生も2日目午後の発表でした。 タイトルは「Exploration of
phylogenetic and functional diversity of Streptococcus strains in the
rumen of wild deer」 |
小池先生もMackie教授からの質問を受けました。 学生のときに始めて学会に参加されて以降、今でも緊張されるとのことですがさすがの発表でした。 |
渡部さん(M2)は今回口頭発表はなかったのですがポスター発表でしっかり学会参加しました。 タイトルは「Potency of
cashew nut shell liquid as a methane-reducing and propionate-enhancing agent
for ruminants」 |
小林先生は今回発表はなかったのですが招待講演で座長を務められました。 |
日本からの参加者では明治大学の浅沼先生がKeynote
speechをおこなわれたほか、三重大学の松井先生、栄養のOBでもある真貝さん(現畜草研)、帯広畜産大学の金子さん、明治大学の金田くん、市川くん、河村さん、日本獣医大学のLeeさん、Jeongさんが口頭発表で参加しました(写真は真貝さん)。 |
Closing Ceremonyでは今回より学生を対象に設立されたBest Presentation Awardの表彰も行われました(詳細は先週のWeekly
Picturesにて)。 |
2011年には第3回以来の日本での開催ですが、北大を中心として北海道で開催されます。そのためClosing Ceremonyでは小林先生より次回シンポジウムのアナウンスが行われました。 |
開催は2011年10/16〜20。今いるメンバーでは4年生の4人がM2で参加するはずなので一つの目標にして頑張ってください!! |
最後に今大会のホスト国である韓国のHa教授から閉会の言葉をいただき学会は無事閉会しました。 |
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シンポジウムでは海外の著名な研究者の方々の講演を聴いて学ぶこともあったし、韓国と中国の同年代の学生の発表を聴き刺激を受けることもできました。 大変なこともありましたが本当に貴重な経験ができたと思います。 |