日本木材学会組織と材質研究会2013秋のシンポジウム


【日時】2013年9月29日(日)9:00-16:30

【場所】北海道大学農学部 W109室(総合研究棟1階・多目的室) 地図

【参加費】無料(要旨集代含む)

【懇親会】17:00-19:00 ベストウェスタン ホテルフィーノ札幌14F(札幌札幌市北区北8条西4丁目)地図

【懇親会費(予定)】(一般)5,000円、(学生)3,000円


テーマ:「樹木の肥大成長と生育環境・樹木生理」

趣旨:樹木が生育する環境は樹木の肥大成長に影響を及ぼしている。おそらくそれらは、生育環境→環境に適応するための樹木の生理的な営み→木部形成とその多様性のような一連のサイクルによって理解される必要があり、このことを解明することが木材形成や木材組織、材質育種を研究するものにとって大きな目的である。本シンポジウムにおいては、それらに関してそれぞれの研究分野における研究を紹介していただき、木部形成と樹木生理についての理解を深める。2001年に「樹木の成長と環境」という類似のタイトルでシンポジウムを開催しているが、それから10年以上が経過した今、新しい分析手法や機器を用いた研究も行われ、講演者の先生方には最新の研究事情もふまえたご講演をいただき、木部形成に関して環境と樹木生理の分野での総合的な理解を深めるための機会としたい。

プログラム:

8時半開場

9:00-9:05 挨拶 船田良 氏(東京農工大学)

9:05-9:10 趣旨説明 児嶋美穂(東京大学)

9:10-10:00 韓慶民 氏(森林総研)「繁殖による炭水化物の非同化器官への配分変化及び高CO2濃度の影響」

10:00-10:50 稲垣昌宏 氏(森林総研)「樹木の成長と養分の要求、獲得、転流」

10:50-11:40 矢崎健一 氏(森林総研)「木部の通水機能と葉の生理特性」


(11:40-12:50 -お昼休み-)


12:50-13:40 山本福壽 氏(鳥取大学)「環境ストレスと樹木の形成層活動および偽心材の形成」

13:40-14:30 織部雄一朗 氏(森林総研)「樹木における年輪形成開始と生育環境との関わり」

14:30-15:20 安江恒 氏(信州大学)「年輪年代学的アプローチを適用した木部形成と環境の関係解明」


(15:20-15:50 -休憩-)


15:50-16:20 総合討論

16:20-16:30 クロージングリマーク 佐野雄三 氏(北海道大学)

16:30 終了

17:00-19:00 懇親会

企画担当:東京大学アジア生物資源環境研究センター 児嶋美穂

E-mail: mihokojima@anesc.u-tokyo.ac.jp, Phone:03-5841-7506 (Fax:0915)
(E-mailアドレスはスパム防止のため、@を全角にしています。メール送信の場合は置き換えてご利用ください)

参加申し込みは児嶋まで、氏名、所属、連絡先、懇親会参加の有無(一般・学生の別)を明記の上、上記アドレスまでメールでお願いします。