平成15年度(2003年度)研究発表会

主催

 日本木材学会北海道支部

日時

 平成15年10月24日(金) 13時〜17時 (午前中は理事会を開催致します。)

発表会場

 道北地域旭川地場産業振興センター (旭川市神楽4条6丁目、Tel:0166-61-2283)

発表申し込み方法

 E-maill、Faxまたは郵送にて、事務局にお申し込み下さい。申込書には、(1)発表者全員の名前(演者の前に○印を付けて下さい)と所属、(2)演題、(3)発表方式(口頭または展示)、(4)発表代表者の連絡先(住所、電話またはFax番号、E-mailアドレス)を記入してください。なお、申し込み締め切りは、8月19日(火)です。

講演集の原稿について

 例年通り、発表の内容を講演集として発行致します。発表者は、発表内容について原稿を作成し、事務局 に送付してください。原稿締め切りは、9月18日(木)です。原稿執筆の要領につきましては、昨年度までの講演集巻末に要点が記されています。また、発表申込者には発表申込締切後に執筆要領をお送り致します。

研究発表方法

・口頭発表

  1. 1件あたりの発表時間は討論を含めて15分です。内容説明に12分,討論に3分の配分になるようご準備ください。
  2. 会場にはOHP,パソコン(DOS/V系ノートパソコン,OS:ウィンドウズXP,PowerPoint 2002)と液晶プロジェクタを用意します。
  3. 液晶プロジェクタをご使用の場合,PowerPoint 2002で表示可能なファイルをCD-Rに保存の上,当日会場に持参願います。発表の前,12:00〜13:00または14:30〜15:15の休憩時間にパソコンにファイルをコピーしてご準備ください。図や写真などの画像はできるだけ圧縮しておいてください。なお,事前に上記の環境で動作を確認できない場合,別にOHP用の印刷出力を持参していただいたほうが無難です。
  4. パソコン,OHPの操作者は配置しません。発表者自身で操作するか,あるいは操作者を各自で手配願います。

・展示発表

  1. 会場にはパネルを用意します。1件あたりの展示スペースは縦120cm幅90cmのパネル(パネル枠の内法は82×112cm)です。なお,テーブルは用意いたしません。
  2. 展示用のテープ・画鋲は事務局で準備いたします。
  3. パネルから2m程度離れたところからでも掲示物の説明や図表を読めるように文字や記号の大きさ,太さに配慮してください。
  4. 展示の準備は発表会当日の正午から行うことができます。展示物の撤去は17時以降,できるだけ速やかに済ませてください。

プログラム

 口頭発表(前半の部 13:00〜14:30) 座長:佐野,本間

  1. 深過冷却で寒冷環境に適応するカラマツ木部柔細胞において冬季特異的に増加する遺伝子とその組織的発現様式 (北大院農)高田直樹 (北大低温研)荒川圭太,南杏鶴,竹澤大輔 (北大院農)藤川清三
  2. グイマツF1家系の繊維傾斜度 (北林産試)藤本高明,根井三貴,重枝哲夫,安久津久 (北林試)来田和人
  3. 秋田スギ樹幹内の強度特性分布 (北大院農)田戸岡尚樹,小泉章夫,平井卓郎
  4. バイオマス熱分解タールからの電磁波シールド用結晶炭素の製造 (北見工大)宮元光守,羅 偉民,高澤直弘,山田哲夫,鈴木 勉
  5. 木質バイオマスのガス化(1)樹種と温度条件によるガス組成 (北大院農)小島康夫,林 恵子 (プラント機工)武下昌廣
  6. トドマツ,カラマツ粉砕物を原料とするVOC吸着用木炭の製造 (北林産試)梅原勝雄,山田敦

 口頭発表(後半の部 15:15〜17:00) 座長:小島,関,前田

  1. メゾスコピックパターンを有するセルロースフィルムの調製 (北大院農)根本純司,浦木康光,岸本崇生,生方 信 (北大電子研)田中 賢,下村政嗣
  2. カバノアナタケの含有化学成分および人工栽培に関する研究 (北大院農)申 有秀,寺沢 実
  3. カバノキ属樹木内樹皮に含まれるフェノール性抽出成分--シラカンバ,ダケカンバについての比較と樹種識別への応用 (北大院農)上野康博,寺沢 実,小島康夫,甲 有秀,中山智樹(正和薬品)沈 艶波
  4. おが屑を担体とする豚糞尿資源化処理におけるアンモニアの揮発因子 (北大院農)堀田真也,寺沢 実
  5. 森林内でのエゾシカに対する摂食試験 (北大院農)折橋健,安井洋介,桧山亮,小島康夫,寺沢実 (東大北演)鴨田重裕,笠原久臣,高橋康夫
  6. 高断熱木造外壁の耐火性能(1)遮熱性能について (北林産試)河原ア政行,平舘亮一,菊地伸一,由田茂一 (北方建築総研)入江雄司
  7. 操作性を考慮した引き違い窓の検討(1)開閉操作力の実態調査 (北林産試)平間昭光,澤田哲則,朝倉靖弘,佐藤義明,佐藤晃壽

 展示発表(14:30〜15:15)

 P01. 北海道産カラマツ間伐材を用いたムキタケの栽培 (北大院農)桐田真江,玉井裕,宮本敏澄,矢島崇

 P02. 産地別アオダモ材の肥大成長とブリネル硬さ (北大農)福長絢一郎 (北大院農)小泉章夫,矢島崇,玉井裕,宮本敏澄

 P03. 高断熱木造外壁の耐火性能(2)炭化による柱の断面欠損について (北林産試)平舘亮一,河原ア政行,菊地伸一,由田茂一 (北方建築総研)入江雄司

 P04. 導電性物質を用いた発熱合板の開発(1)発熱性能に及ぼす製造条件の影響 (北林産試)西宮耕栄,高谷典良,秋津裕志 (北海道合板)江野英嗣

 P05. リグニン誘導体が形成するLangmuir-Blodgett膜の構造−TOF-SIMSによる解析 (北大院農)臼倉ゆり子,浦木康光,岸本崇生,生方信 (名大院生命農)加藤俊之,福島和彦

 P06. 未漂白パルプから調製したゲルの膨潤挙動とそれに伴う物質の吸放出挙動 (北大院農)井村健,浦木康光,岸本崇生,生方信

 P07. HBSパルプ化における脱リグニン機構の解明−リグニンモデル化合物を用いた検証 (北大院農)高森ひとみ,岸本崇生,浦木康光,生方信

 P08. 木の香る環境整備促進事業(間伐材用途開拓事業)エゾマツ・トドマツ等間伐材を活用したバイオマストイレ (騎西組)川上英夫(EMファースト)石川勝則(エスピー工研)中家隆夫(道央木材生産協同組合)高見友子(NPO法人ネイテイブクラーク)小野塚充男

 P09. オガクズの物理的特性T−水分保持能 (北大院農)荒木 洋美,寺沢 実

 P10. オガ屑を人工土壌マトリックスとして用いた牛肉骨粉の堆肥化 (北大院農)オルジノ・ツゲガヤ・ロディソ,寺沢 実

 P11. 移動可能な最大寸法の「家畜用バイオトイレ」の開発 (正和電工)袰地伸治,佐藤仁俊,橘井敏弘 (北大院農)堀田真也,寺沢 実

 P12. バイオトイレによる屎尿の処理試験 (北大院農)藤本 啓太,寺沢 実

 P13. 内城菌処理による生ゴミの飼料化 (正和薬品)沈 艶波,保母暁史,入野信人 (北大院農)寺沢 実

 P14. 建築廃材からの構造用集成材原板採材の可能性 (網走西部森づくりセンター)原一弘,(北林産試)石河周平,高山光子

事務局

 060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
 北海道大学大学院農学研究科木材科学講座 日本木材学会北海道支部
 小泉章夫(庶務担当理事)
 電話:011-706-3340、Fax:011-736-1791
 E-mail:akoizumi@for.agr.hokudai.ac.jp

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