ブロック要素とインライン要素
最終更新:March-2011

ブロック要素
文書の骨組みとなる要素です(例えば見出しや段落など)。このタイプの要素は、横幅いっぱいの領域を持つので、要素の前後には自動的に改行が入ります。
ブロック要素の中には、別のブロック要素やインライン要素を入れることができます。

ブロック要素のタグ
<address><blockquote> <center><dir> <div>
<dl><fieldset><form> <h1>〜<h6><hr>
<isindex><menu><noframes> <noscript><ol>
<p><pre><table> <ul>
一部のブロック要素(<h1>〜<h6>、<p>、<address>)では、その中に別のブロック要素を入れることはできません。(インライン要素は入れられます)
■ 記述例 (×:無効)
<div><h1>見出し</h1></div>
× <h1><div>見出し</div></h1>
<p><a href="index.html">リンク</a></p>
× <a href="index.html"><p>リンク</p></a>

インライン要素
文章中の一部として扱われる要素です(例えばリンクや文字の強調など)。このタイプの要素は、行の一部として扱われるので、要素の前後には改行は入りません。
インライン要素の中には、別のインライン要素を入れることができます。
しかし、ブロック要素を入れることはできません。

インライン要素のタグ
<a><abbr><acronym> <applet><b>
<basefont><bdo><big> <br><button>
<cite><code><dfn> <em><font>
<i><iframe><img> <input><kbd>
<label><map><object> <q><s>
<samp><script><select> <small><span>
<strike><strong><sub> <sup><textarea>
<tt><u><var>

ブロック要素インライン要素 置換インライン・特殊な要素
置換インライン要素(インラインブロック)
インライン要素の中には、「置換インライン」というタイプの要素が存在します。通常、インライン要素は横幅と高さを持ちませんが、この置換インライン要素は、横幅(width)と高さ(height)を持ちます。

置換インライン要素のタグ
<img><input><object> <select><textarea>


特殊な要素
次の要素は、<タグ>〜</タグ>内に、ブロック要素を含む場合はブロック要素になり、ブロック要素を含まない場合はインライン要素になます。

特殊要素のタグ
<del><ins>