Dummyガイダンスのページへビットマップイメージの合成例
― MS ぺイントを利用した地図の合成例 ―
最終更新:March-2011 

 このページは、Microsoft社のペイントを利用して地図を合成する場合の例です。地図サイトは、2次元表示のマップファン(MapFan)や3次元表示(3D方式)のマピオン(Mapion)などがあります。
 作成した地図にタイトルを付けるなど一部を修正する場合は、マップファンが扱い易いと思います。
 以下は、マップファンの地図を使って、市電の路線図(山花線)を合成するときの実例です。

1.@マップファン地図サイトにアクセスし、A日本地図の上に表示している「北海道」をクリックし、B北海道(西部)をクリックし、C左肩の札幌市「中央区」をクリックします。

  → 次の札幌市中央区の地図を表示します。

D地図の下部に表示している、「中心点」〜「アイコン」のチェックマークを外します。

image1a
2.この状態でパソコンの[Print Screen]キーを押します。

  ※ パソコンによって、キー表示は多少異なります。

image1b
3.Microsoft社のペイントを立ち上げます。

  ※ ペイントは、タスクバーの@スタート(start)、A全てのプログラム(P)、Bアクセサリー、Cペイントで立ち上げます。

4.ペイントが立ちあがったら、@編集(F)、A貼り付け(P)で、ペイントの編集画面に貼り付けます。

  ※ [Ctrl]キー +[P]キーで、@とAの操作を一度に行うこともできます。

image2a
5.画像をドラック(画像をマウスの左ボタンで押さえ込む)し、ペイント編集画面の左上に移動させます。

  ※ マスク(前画面の図を囲っている破線)を「消さない」ように注意して下さい。

  → 画像をペイントの左上隅に移動したら、イメージを一度保存して下さい。

image2b
6.次に、ペイント編集画面を右下隅にスクロールさせ、@編集領域の「選択」アイコン(赤枠で囲ったアイコン)をクリックします。  → マスク(図を囲っている破線)が消えます。

A右下隅にマウスを合わせ、斜め矢印(se-nw)を表示したら、マウスの左ボタンを押さえ込み、左上方向に移動させます。  → 画像の不要な部分をカットできます。

image2c
7.下図のように、「残したい部分」の直前までカットします。
  ※ カットし過ぎた場合はペイントのメニューバーの、@編集(V)、A元に戻す(U)で、やり直して下さい。最初は「残したい部分」が分かりにくいので、中間点辺りを目処にカットし、境目が画面で分かる位置で、もう一度カットして下さい。

image3a
8.次に、@ペイントの「拡大」アイコン(赤枠で囲ったアイコン)をクリックして図形を6倍に拡大し、Aペイント編集画面を右下隅にスクロールさせ、B右下隅にマウスを合わせ、斜め矢印(se-nw)を表示したら、マウスの左ボタンを押さえ込み、左上方向に境界線まで移動させます。

  → 画像の不要な部分をカットできます。

image3b
9.次にメニューバーの、@変形(I)、A反転と回転(F)を選択します。

  ※ [Ctrl]キー +[R]キーで、@とAの操作を一度に行うこともできます。

image3c

image3d
10.右の「反転と回転」ダイアログを表示します。
@角度を指定(R)をクリックし、
A180°(1)をクリックし、
B「OK」ボタンをクリックします。
11.ペイント編集画面を右下隅にスクロールさせ、右下隅にマウスを合わせ、斜め矢印(se-nw)を表示したら、マウスの左ボタンを押さえ込み、左上方向に移動させます。

  → 画像の不要な部分をカットできます。

  ※ この場合は、画像のタイトル部や凡例部分までを削除した方が良いでしょう。

image4a
12.再び、メニューバーの、@変形(I)、A反転と回転(F)を選択します。

  ※ [Ctrl]キー +[R]キーで、@とAの操作を一度に行うこともできます。

「反転と回転」ダイアログ(下図、中央)を表示したら、B角度を指定(R)をクリックし、C180°(1)をクリックし、D「OK」ボタンをクリックします。

image4b
13.次にメニューバーの、@変形(I)、Aキャンパスの色とサイズ(A)を選択します。

  ※ [Ctrl]キー +[E]キーで、@とAの操作を一度に行うこともできます。

「キャンパスの色とサイズ」ダイアログ(下図、中央)を表示したら、B幅(W)と、C高さ(H)を設定し、D「OK」ボタンをクリックします。

  ※ 幅(W)と高さ(H)は、つなぎ合わせる図の大きさを考慮し、多少大きめに設定して下さい。

  ※ ペイントの「拡大」アイコンで図形を原寸(1x)に戻すと、サイズ設定が分かり易くなります。

image4c
14.@マップファン地図サイトの表示位置を下方向にスクロールさせ、市電の路線図(山花線)の下部を表示させます。A次に、4〜12.の要領で継ぎ足す部分の画像ファイルを作成します。
  ※ 重ね合わせはハッキリした目印が必要です。この場合は「環状通」と「石山通」を目印にします。

image5a
15.「継ぎ足すファイル」を作成したら、メニューバーの@編集(E)、Aすべて選択(A)を選びます。

  ※ [Ctrl]キー +[A]キーで、@とAの操作を一度に行うこともできます。

続けて、メニューバーのB編集(E)、Cコピー(C)を選びます。

  ※ [Ctrl]キー +[C]キーで、BとCの操作を一度に行うこともできます。

image5b
16.「継ぎ足されるファイル」(環状通の上側)をペイントに読み込みます。
@「拡大と縮小」アイコンを(赤枠のアイコン)を選び、A地図を6倍に拡大します。

image6a
17.画像を下部にスクロールさせ、市電路線図を継ぎ足す境界辺りを表示させます。
メニューバーの、@編集(E)、A貼り付け(P)で合成します。

  ※ [Ctrl]キー +[V]キーで、@とAの操作を一度に行うこともできます。

  ※ 破線から下が、「重ね合わせた」部分です。

image6b
18.貼り付け箇所の画像のズレを次の方法で調整します。
メニューバーの、@変形(I)、A背景を不透明にする(D)を選択し、チェックマークを外します。

  ※ 文字周りの白抜きの部分は、下地の色を表示します。重ね位置が一致すると、文字が鮮明に表示されます。

  ※ 重ね位置が一致したら、再度、B変形(I)、C背景を不透明にする(D)の操作で、チェックマークを付けて下さい。

image6c
19.最後に、不要なガイド表示などを修正し、@方位、A縮尺、B出典(サイト名)などを追加します。

  ※ @Aは地図を印刷したときに必要です。必ず付けて下さい。
Bは参考にしたサイト名で、利用規約を遵守していることを明示するものです。

  ※ 地図サイト特有の「拡大・縮小」アイコンなどは、図の重ね合わせなどで消して下さい。

image6d

Page Top へ  ガイダンスのページへ