博物館

北海道大学農学部博物館本館

 この建物は明治15年(1882)に開拓使によって博物館として建てられたもので、現役の博物館建築としては最も古いものです。北海道のマークにも見られるように、開拓使の象徴であった星印が各所にちりばめられています。
 博物館には明治半ばに絶滅したエゾオオカミの剥製、「ブラキストン線」の提唱者であるT.W.ブラキストンの収集した鳥類標本、南極観測で活躍した樺太犬タロなど主に自然史系の資料を展示しています。2000年春開館にあわせて、北海道、千島出土の考古学資料の展示を再開しました。また園内で見られる身近な鳥の剥製も展示しており、植物園を散策しながら鳥の姿を楽しむこともできます。
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展示標本ギャラリー

樺太犬(タロ)
エゾオオカミ
ヒグマ
オホーツク式土器