助手会情報ページ

委員会会議概要

4月26日(引継)5月8日(第1回)5月23日(第2回)6月(第3回)、

6月8日(第4回)6月28日(第5回)

総会 6月5日

 

4月26日 委員会の引き継ぎ等

1. 前期委員会からの引継検討項目を確認した。

助手制度関連事項

1) 冨田副学長からの依頼について:助手の講師格上げの実現可能性、学内講師の

中身、学内講師とする目的・意図など情報に乏しく、見学に行く必要性を判

断できないため断わることになった(総会)。前期のアンケート調査結果を持参して

藤田前委員長と森で伝えに行く。今後同様な依頼が来た場>合にどう対処するか、あ

るいは助手制度自体を情報収集も含めて検討する必要がある。

2) 農学研究科・農学部教授会への参加参加の目的(情報伝達か運営への参加

か)、権利と責任(どこまで要求し、責任を>果たすか)などについて検討

し、助手会としてまとめられるか。

3)アンケート調査結果を如何に利用するか助手制度を検討して行く上で助手の役割

を助手自ら明確に外に示す必要があるのではないだろうか。

4)総長選挙選挙権研究科長に事情を聞きに行く。

 

助手会運営に関連する事項

1)部局委員の選出について自己点検評価に役職として記入する事になっているそう

で、評価対象になるかもしれない。その場合、従来の選出方法でよいのか検討する必

要がある。

2)特別昇級の候補者選考に特例措置があるが、この特例の基準が決まっていないの

で案を作って総会にかける必要がある。

 

2.次回委員会:5月8日(月)12時から13時、畜産科学科会議室(S133)とし、

1) 5月末の総会に向けて活動方針

2) 協議会への要望事項の取りまとめ方>

3) 会計予算>

を予定。


5月8日 第一回委員会(12時〜、畜産科学科会議室(S133))

 

1.委員会活動分担について以下の通り決定した(担当講座)

 委員長 森 匡(生物資源生産学.家畜改良増殖学)2544 

tamori@anim.agr.hokudai.ac.jp 

 副委員長 畑谷達児(応用生命科学.植物病原学)2489 

hataya@res.agr.hokudai.ac.jp 

 副委員長 山本忠男(環境資源学.土地改良学)2562 

tady@env.agr.hokudai.ac.jp 

 総務 山本美穂(環境資源学.森林政策学)3342 

miporin@for.agr.hokudai.ac.jp 

 総務 佐原 健(応用生命科学.応用分子昆虫学)2402 

sahara@abs.agr.hokudai.ac.jp 

 会計 朴  紅 (生物資源生産学.共同組合学)2469 

park@agecon.agr.hokudai.ac.jp

 広報 岸本崇生(応用生命科学.木質資源化学)3871 

takao@for.agr.hokudai.ac.jp

 広報 信濃 卓郎(生物資源生産学.作物栄養学)3845 

takuro@chem.agr.hokudai.ac.jp 

 待遇改善 斎藤秀之(環境資源学.造林学)2523 saitoo@for.agr.hokudai.ac.jp

 

2. 総会開催に向けての審議を行った

1) 農学部協議会への要望事項のとりまとめについて

2) 活動方針について−>HP充実(広報担当)、特別昇給推薦の基準(待遇改

善)、談話会、座談会の開催

3) 予算案の作成について−>会計が担当(入退会者のチェック)

4) 議案書の作成について−>庶務が担当

 

3. 研究科長との会見について


5月23日 第二回委員会(12時〜、菌類標本室/演習室 (S117A))

1) 農学部協議会への要望事項のとりまとめについて

  −>5月26日に農学部協議会が開かれるため副委員長(畑谷)がとりまとめ、

総会にて事後承認を求めることに

2) 総長選挙権に関して

−>次回委員会に詳細を議論


第三回委員会(12時〜、畜産科学科会議室(S133))

1) 農学部協議会への要望事項は5月26日に提出済み

−>以下に詳細

(1)高圧ボンベ運搬路におけるスロープの設置

 現在、南北2つの玄関に高圧ボンベが配送されるが、階段があるためにそこからの

運搬が、危険を伴う重労働となっています。その改善策を再三要望していますが、

運搬機の導入が困難であればせめて運搬路にスロープを設ける措置を是非とも行って

頂きたい。

 また昨年度の回答では,「搬入口を北・西側の地下部分に変更することについて、

業者とも協議をしながら検討しておりますが、今暫く時間を要しますのでご了承

願います」となっていますが、その後,どのようになっているのか,

ご報告いただきたい。

 

(2)自転車置き場のアスファルト舗装

 南北玄関前のほかに駐輪スペースが設置されているが,舗装されていないところで

は降雨時や降雨後にぬかるんで利用の困難な場合があり,舗装されている部分を中心に

駐輪することとなる.そのため駐輪スペースをはみ出して駐輪される自転車もあり,

歩行者が車道の中央よりに通過する必要が生じている.このことは通行車両が徐行

しているとはいえ,危険な状態である.さらに大型車両の通行が不可能な時さえも

ある.これらの問題は利用者のモラルによるところが大きいのは確かであるが,未舗装面

の整備により改善されることも考えられるので検討をお願いしたい.

 

(3)講義室の視聴覚施設の増設

 近年,授業や演習用の教材としてビデオ等を用いる機会が増えつつあるが,ビデオ

利用の可能な講義室は限られている。モニター・ビデオの設置を1つずつでも増やし

ていき、各講義室で利用できるようにして頂きたい。

 

(4)館内放送の改善

 館内放送が聞き取れないことがある。音質の問題もあるが、話し手によるところも

大きいように思える。緊急時には大きな問題となるので、話し手は放送設備を熟知した

者が明朗に行うよう、ご配慮願います。

 

(5)野外における研究・教育活動に対する安全対策

 近年,フィールド科学系研究者や学生の野外調査時における不慮の事故が全国各地

で何件も報告されている。大学における安全対策は実験室内に限定されるわけではなく,

野外における研究・教育活動にも十分な安全対策を講ずる必要がある。毎年,北海道大学

安全・防災委員会が行うチェックリストを用いた安全点検があるが,100項目に渡る点

検項目のうち,野外における研究・教育活動に対する安全対策に関するものは2,3しかない。

ここにも,現状の認識および対策の遅れが如実に現れている。

 たしかに,救急法や水上安全法などの講習会は,日本赤十字等に随時申し込みさえ

すれば個人単位でも開いてもらえるが,フィールド系研究室を抱える研究科・学部として,

そのような講習会を主催することが,安全対策の「第一歩」ではないか。また少なくとも,

各講座,あるいは分野単位でそのような講習会を開く場合の講習費(講師謝金,講習

テキスト代)に関しては,安全対策の根本に関することであるといった性格上,予算措置が

必要ではないか。現行の講師任用申請などは,現実的に運用できない(運用しづらい)

という点を,いかがお考えなのか。改善に向けて検討していただきたい。

 なお,昨年度の回答では,「学部全体としては,マニュアルの整備も含め,安全対

策委員会で十分検討してもらうことにしたいと思っていますが,学科での対応に

ついては,学科会議などでも十分にご検討をお願いしたいと思います。この件に

ついては,機会を見て学科長会議に報告し,お願いするつもりです。」となっている。

その後,どのような取り扱いをされたのか,ご報告いただきたい。

 

2) 総会に諮る議案について決定

(1) 入退会者の紹介

(2) 会務分担の紹介

(3) 2000年度活動計画

(4) 農学部協議会への要望事項

(5) 特別昇給推薦者

(6) 早朝選挙改悪反対について


6月8日 第四回委員会(12時〜、畜産科学科会議室(S133))

1) 総長選挙に関する意見書について

−>検討の結果以下の文書を太田原農学研究科長に提出することを決めた。

2000年6月8日

農学研究科長

太田原 高昭 殿

農学研究科助手会

 

総長選考に際しての助手の投票権に関する意見書

 

 我々助手は、学生の実習指導、学生・院生の研究指導および自らの研究を通して、

大学の教育・研究に貢献してきていると自負しています。さらに、農学研究科ではこ

うした助手の教育・研究に果たしている役割の重要性を鑑み助手を教員規定にある書

かれている助手の定義「教員に準づる」ものとしてではなく「教員として認める」、

という申し合せがなされています。

 しかるに、総長選考基準及び附属図書館長選考方法の見直し並びに副学長の停年延

長に関する検討ワーキンググループ(以下総長選考基準等検討WG)では、検討項目、

「選挙に参加する教員の範囲は適切か」について審議し、その答申案として、総長選

挙2次投票からの助手排除があがっていると聞きます。

 総長選挙は、大学全教官が教育・研究の発展・推進に相応しい大学の代表者を選ぶ

ものであります。しかし、この案は助手の総長選挙からの実質的排除を意味してお

り、大学の機能にはたす助手の役割についての現状認識に欠け、かつ、教授会が認め

た助手の身分認識とは相反するものです。

 また、どのような理由で総長選考基準等検討WGが設置されたかは、現在の我々には

知るすべはありませんが、当事者である我々助手の意見を徴すること無く、限られた

メンバーによる密室審議で重要事項を決定する傾向は、民主的大学運営に反するもの

であり、憤りさえ覚えます。

 我々農学研究科助手会は、総長選考に際しての助手の投票は当然の権利であると認

識しており、選挙に参加する教員の範囲の制限に強く反対するものであります。ま

た、このような大学運営に関する重要事項の審議・決定に際しては構成員の意見を十

分に聴取・反映させるよう要求します。

 

2) 委員長より冨田副学長への質問状についての案が出されたが、詳細を次回委員

会にて審議することとした。

3) 助手会ホームページについて

−>信濃委員よりホームページが以下のアドレスで更新されていることの報告。

http://www.agr.hokudai.ac.jp/joshu-kai 


6月28日 第五回委員会(12時〜、畜産科学科会議室(S133))



総会概要

第1回総会 2000年6月5日

第一回助手会総会(大会議室)

定数 53名(長期出張者と産休者を除く)に対し、出席者38名(うち委任状出席

19名)にて総会は成立。

 

2000年度第1回農学研究科助手会総会資料

総会次第

1.議長選出

2.入退会者紹介

3.会務分担の紹介

4.2000年度活動計画−>承認

5.農学部協議会への要望事項−>事後承認

6.特別昇給推薦者

−>「摘要」2をクリアしない者が2名含まれるものの推薦予定者が例年の10名に

達しないためこれを含んだ案にて承認。

推薦基準2に設けられている特例の基準についてはさらに検討することとなった。

7.総長選挙方法改悪反対声明

−>委員会に一任された。また、総長選考基準に関するワーキンググループ座長(冨

田副学長)に対し質問状を提出するとの方向が委員会より出さた。

8.その他

―>学内の情報公開に積極的に取り組むよう求める措置を講ずるようにとの意見が出

された。

 

1.議長の選出

 

2.入退会者(6月1日現在、敬称略)

入会

 尾之内 均(応用生命科学専攻応用分子生物学講座分子生物分野)

退会

 清水 収(元環境資源学専攻森林管理保全学講座砂防学分野)

 町村 尚(元環境資源学専攻地域環境学講座農業物理学分野)

 

現会員数 56名

 

3.会務分担

委員長 森 匡(生物資源生産学専攻.家畜改良増殖学分野)

副委員長 畑谷達児(応用生命科学専攻.植物病原学分野)

副委員長 山本忠男(環境資源学専攻.土地改良学分野)

総務 山本美穂(環境資源学専攻.森林政策学分野)

   佐原 健(応用生命科学専攻.応用分子昆虫学分野) 

会計 朴  紅 (生物資源生産学専攻.協同組合学分野)

広報 岸本崇生(応用生命科学専攻.木質資源化学分野)

   信濃 卓郎(生物資源生産学専攻.作物栄養学分野)

待遇改善 斎藤秀之(環境資源学専攻.造林学分野)     

 

学部内委員

農学部協議会    森 匡、畑谷達児、山本忠男        

拡大教授会運営委員 藤野介延(前期委員長)、森 匡

農学部広報委員 園山慶(応用生命科学専攻.食品科学)(任期2001年2月まで)

        佐野雄三(環境資源学専攻.木材科学)(任期1年目)

 

4.2000年度活動計画

・特別昇給推薦基準2.の特例の明文化

・HPの充実と活用ー特に外への情報発信を意識してー

・2回程度の談話会、座談会あるいは学習会の開催

  ー国立大学の独立行政法人化問題ー

  ー助手制度ー

   など

・助手会に依頼される部局委員会委員選出方法の検討

・ 予算案(別紙1)

5.農学部協議会への要望事項(別紙2:助手会分)

 

6.特別昇給推薦者について(別紙3)省略

 

7.総長選考方法改悪反対意見書について(別紙4)

 

 総長選考基準及び付属図書館長選考方法の見直し並びに副学長の停年延長に関する

検討ワーキンググループ(座長富田副学長)(以下WG)において、総長選考方法の見

直しが検討されており、そのなかで、投票に参加する教員の範囲について審議されて

いる。農学研究科助手会委員会では、大田原研究科長に対して、2次投票から助手

を排除することのないよう意見を伝えるとともに、WGで審議されている内容の情報公

開を求めた。先日の評議会(5月17日)で、助手の参加権が制限される可能性は丹保

総長によって否定されたが、今後とも予断はゆるされず農学研究科助手会として、総

長選考方法改悪反対を明らかにしておく必要があると考える。

 

別紙1

平成12年6月5日

平成12年度北大大学院農学研究科助手会予算(案)

 

収入

会費 112,000円(@2,000×56)

農学部補助金 11,000円

繰り越し 287,871円

その他(現金) 142円

合計 411,013円

 

支出

広報費 50,000円

会議費 50,000円

談話会補助 50,000円

親睦会補助 70,000円

事務・通信費 5,000円

予備 186.013

合計 411,013円

 

別紙2

助手会からの本年度農学部協議会への要望事項

 

(1)高圧ボンベ運搬路におけるスロープの設置

 現在、南北2つの玄関に高圧ボンベが配送されるが、階段があるためにそこからの

運搬が、危険を伴う重労働となっています。その改善策を再三要望していますが、運

搬機の導入が困難であればせめて運搬路にスロープを設ける措置を是非とも行って頂

きたい。

 また昨年度の回答では,「搬入口を北・西側の地下部分に変更することについて、

業者とも協議をしながら検討しておりますが、今暫く時間を要しますのでご了承願い

ます」となっていますが、その後,どのようになっているのか,ご報告いただきた

い。

 

(2)自転車置き場のアスファルト舗装

 南北玄関前のほかに駐輪スペースが設置されているが,舗装されていないところで

は降雨時や降雨後にぬかるんで利用の困難な場合があり,舗装されている部分を中心

に駐輪することとなる.そのため駐輪スペースをはみ出して駐輪される自転車もあ

り,歩行者が車道の中央よりに通過する必要が生じている.このことは通行車両が徐

行しているとはいえ,危険な状態である.さらに大型車両の通行が不可能な時さえも

ある.これらの問題は利用者のモラルによるところが大きいのは確かであるが,未舗

装面の整備により改善される

ことも考えられるので検討をお願いしたい.

 

(3)講義室の視聴覚施設の増設

 近年,授業や演習用の教材としてビデオ等を用いる機会が増えつつあるが,ビデオ

利用の可能な講義室は限られている。モニター・ビデオの設置を1つずつでも増やし

ていき、各講義室で利用できるようにして頂きたい。

 

(4)館内放送の改善

 館内放送が聞き取れないことがある。音質の問題もあるが、話し手によるところも

大きいように思える。緊急時には大きな問題となるので、話し手は放送設備を熟知し

た者が明朗に行うよう、ご配慮願います。

 

(5)野外における研究・教育活動に対する安全対策

 近年,フィールド科学系研究者や学生の野外調査時における不慮の事故が全国各地

で何件も報告されている。大学における安全対策は実験室内に限定されるわけではな

く,野外における研究・教育活動にも十分な安全対策を講ずる必要がある。毎年,北

海道大学安

全・防災委員会が行うチェックリストを用いた安全点検があるが,100項目に渡る点

検項目のうち,野外における研究・教育活動に対する安全対策に関するものは2,3し

かない。ここにも,現状の認識および対策の遅れが如実に現れている。

 たしかに,救急法や水上安全法などの講習会は,日本赤十字等に随時申し込みさえ

すれば個人単位でも開いてもらえるが,フィールド系研究室を抱える研究科・学部と

して,そのような講習会を主催することが,安全対策の「第一歩」ではないか。また

少なくとも,各講座,あるいは分野単位でそのような講習会を開く場合の講習費(講

師謝金,講習テキスト代)に関しては,安全対策の根本に関することであるといった

性格上,予算措置が必要ではないか。現行の講師任用申請などは,現実的に運用でき

ない(運用しづらい)という点を,いかがお考えなのか。改善に向けて検討していた

だきたい。

 なお,昨年度の回答では,「学部全体としては,マニュアルの整備も含め,安全対

策委員会で十分検討してもらうことにしたいと思っていますが,学科での対応につい

ては,学科会議などでも十分にご検討をお願いしたいと思います。この件について

は,機会を見て学科長会議に報告し,お願いするつもりです。」となっている。その

後,どのような取り扱いをされたのか,ご報告いただきたい。

 

別紙4

2000年6月5日

農学研究科長

大田原 高昭 殿

 

農学研究科助手会

 

総長選考に際しての助手の投票権に関する意見書

 

我々助手は、学生の実習指導、学生・院生の研究指導および自らの研究を通して、大

学の教育・研究に貢献してきていると自負しています。さらに、農学研究科ではこう

した助手の教育・研究に果たしている役割の重要性を鑑み助手を教員規定にある書か

れている助手の定義「教員に準づる」ものとしてではなく「教員として」認める、と

いう申し合せがなされています。

 しかるに、総長選考基準及び付属図書館長選考方法の見直し並びに副学長の停年延

長に関する検討ワーキンググループ(以下総長選考基準等検討WG)では総長選挙2次投

票からの助手排除の案が検討されていると聞きます。

総長選挙は、大学全教官が教育・研究の発展・推進に相応しい大学の代表者を選ぶも

のであります。

 しかし、この案は助手の総長選挙からの実質的排除を意味しており、大学の機能に

はたす助手の役割についての現状認識に欠けかつ、農学部教授会が認めた助手の身分認

識とは相反するものです。

 

我々農学研究科助手会は、総長選考に際しての助手の投票は当然の権利であると認識

しており、その制限に強く反対するものです。



また,本ページに対する,ご意見,ご質問はpsocid@res.agr.hokudai.ac.jp までお願いします.