すごく暇な学生へ
 総合入試組の参考にどうぞ
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総合入試入学者・農学部一年生の皆さんへ

 

 一年生の皆さんこんにちは。

 このページは、「北大に入ったけど何していいのか分からない」人のために細胞工学研究室学生一同が作りました。総合入試で入った人は参考になると思います。総合入試じゃないって人も参考にしてね。

 

 さて、わざわざこんな研究室のこんなページまで来たってことは、少なくとも農学部や生物資源や細胞工学に興味を持ってるってことですよね? そんなあなたのために、私たちが何をやっているのかを書いていこうと思います!

 

 私たちは細胞工学研究室に所属していますが、この研究室は農学部にあります。農学部ってそもそも何してるんでしょう。


農学部=農業?

別に農業だけをやってる訳じゃありません。


 農学部には私たちのいる生物資源科のほかに6つの学科があって、それぞれいろんなことを研究しています。もちろん作物も研究してますが、森林科学科では木を見たりしていますし、生物環境工学科では湿地を見たりもしています。経済を考える学科もあれば、家畜と戯れる学科もあります。分子生物学をガチでやってるところもあります(うちもその一つ)


 私たちのいる生物資源科学科は、農学部で最も研究室の多い学科で、14もの研究室を抱えています。細胞工学もそのうちの一つだけど、うちみたいにミクロなことをやってる研究室ばかりじゃなくて、果物を作るところもあればジャガイモを研究しているところもあります。農業らしくないところだと、公園を作るところ、動物の生態を研究するところ、植物や昆虫の分類をしているところもあります。


 うちの学科に来てすぐに学科説明会というのがあるんですが、そこで研究室ごとに研究内容の説明を受けて、数の多さに面食らう人は少なくありません。この「選択肢の多さ」というのは魅力の一つで、「私はこの研究したかったけど、こっちの研究もいいかも」ということがよくあります。


 あ、それと生物資源には「資源部屋」なる部屋が学年毎に与えられます。休み
時間は皆で集まってくだらない話をたくさんしてます。ロッカーももらえるので、好き勝手に使いましょう。この部屋のおかげでどれだけ楽しい思い出が作れたか()


 ということで、生き物が好きとか、農業に関わりたいとか、北海道に来て良かったと思いたいとか、そういう一年生は、とりあえず生物資源にきましょう。失敗ってことはありえないんで。

 

 さっき「細胞工学では分子生物学をやってる」みたいなことを書きましたが、どんなことをやってるのか簡単に書かせてください。この研究室では、分子生物学を使って植物が細胞内外で何をしているのかを研究しています。野菜や花の細胞のなかでRNAやタンパク質がどんな動きをするのかを知って、それを社会に活かそうとしてます。詳しく知りたい方は他のページ
見てね。ちなみに、同じ生物資源にある植物遺伝資源学研究室と植物病原学研究室とは共同の部屋を使ってるので、巨大な研究室になってます。いろんな人がいて、学生部屋はいつもにぎやかです。

 

 さて、農学部に来たいっていう総合入試入学者は、成績もいろいろ必要になってきます。生物資源科学科は移行が結構大変で、具体的な数字は声を大にしては言えないんですが、それなりの努力は必要になってきます。農学部の7学科は移行するのが難しい状況が続いていて、生物資源の難易度はそのうちの1,2位を争います。北大は生物系が強いと言われてるように、農学部を始めとした生物系研究分野はどこも熾烈な争いをしてます。かくいうこのページを書いてる本人も総合入試一期生なんですが、私のときもGPA3以上を必要とする学科はほとんどが生物系でした。


 農学部に絶対行きたいんだ、って人へ一言。頑張って勉強してください。それだけ。先生によっては秀をあまりくれなかったり、講義によって必要な準備の量も大きく違うとか、いろんな事情があると思います。それでも、ただ黙々と勉学に励んでください。今勉強している基礎科目は、その習熟度が高ければ高いほど、農学部での学びを豊かにしてくれます。辛いのはあなただけじゃありません。もし勉強法なり進路なりで悩んで不安になったら、うちの研究室にいる総合入試経験者に相談に来て構いません。その時はいつでも連絡どうぞ。メールいつでもOK

 

 研究室の見学に来たいって方は、いつでも来てくれて構いません。どんな理由でも結構。「何の研究してるの」「雰囲気知りたい」「農学部の建物見てみたい」「資源部屋どんな感じ」「総合入試なんだけど助けて」等いろいろあるでしょう。その時は、必ず先生か学生に連絡をとってください。一年生で研究室見学なんて億劫になるかもしれないけど、お茶を囲んで話したり実験見たりするだけなので、あまり気負わないで連絡くださいね。


                                      文責 R.S.