*Variations in water status, gas exchange, and growth in '''Rosmarinus officinalis''' plants infected with '''Glomus deserticola''' under drought conditions [#q111d8f6] -日時:6月16日(金) 09:00- -場所:農学部中講堂 -発表者:堀米顕久 **発表文献 [#l7384639] -雑誌:J. Plant Physiol. (2004) 161, 675-682. -著者:Sanchez-Blanco, MJ, Ferrandez, T, Morales, MA, et al. ** Abstract [#pe9a2e53] 一般にAM菌は、宿主植物の養分吸収・水分吸収を促進するが、植物の土壌乾燥耐性も改善することが知られている。このことから、AM菌接種は乾燥地の植生回復に応用できる可能性がある。しかし、AM菌接種の効果は植物・菌の種ごとに異なるため、植生回復に導入する前に、導入植物のAM菌接種効果を調べておく必要がある。 この研究では、地中海地域において、潅木Rosmarinus officinalis (シソ科マンネンソウ属)実生にAM菌Glomus deserticola を接種し、乾燥条件下での植物の成長量・植物体内の水分状態・光合成速度などを調べている。 結論として、AM菌接種が乾燥ストレス下で植物の水分吸収・光合成速度を改善し、結果として特に植物体地上部の成長を促す事を示している。 //**発表ファイル [#vda6c8d7] ** コメント [#p3fc01b8] #comment