* 林分動態部門 [#zf2fddfa]
 
 ** 概要 [#wc8d5e3b]
 開催日: 2005年6月30日(木)
 
 開始時間: 18時より約2時間
 
 ** 懇親会 [#d769dee1]
 日時: ゼミ終了後 (多分20:30くらいから)
 
 場所: ゼミ室 (N229)
 
 とりまとめ人: 飯島勇人
 
 Contents: お酒と簡単なオードブル
 
 備考: シベリア壮行会を兼ねます
 
 ** 発表予定 [#a5894126]
 朝倉書店から2004年に発売された「植物生態学」の、林分動態に関わる部分を抜き出して紹介します。ただし、途中でわれわれがよく取り扱う問題に関して(勝手に)掘り下げます。
 
 ***Introduction(飯島勇人) [#u902a973]
 #ref(intro.ppt)
 ***光を受ける植物のかたち(飯島勇人) [#r50d296f]
 - 要旨
 --本発表では、林分動態の中で、個体レベルでの攪乱に対する反応を紹介する。今回は、攪乱として、光環境の違いに注目する。光環境は、植物が成長・生残に必要とする資源の中でも、最も重要かつ不足しやすい資源のひとつである。光環境に対する植物の反応、特に形態的な順応を検討するために、今回は、受光器官である葉、葉を持ち上げ、水分を供給する幹、そしてそれらの相互関係について概説する。いずれの器官においても、器官の「かたち」と、その「配置」という考え方、そして、器官への「投資 (コスト) 」と得られる「利益」という考え方を導入すると、比較的容易に、光環境に対する植物の順応機構の意味を理解することができる。当日は、パワーポイントを用いて、できるだけ視覚的 (感覚的) にわかりやすい発表をしたいと考えている。なお、本発表は、「植物生態学」(甲山隆司編, 朝倉書店) の3章を元に再構築したものである。
 ***生活史の進化と個体群動態([[藪農]]) [#v5677840]
 - 要旨
 --「生活史の進化と個体群動態」とありますが、進化の部分にはふれません。個体群動態に関しては樹木個体の発芽段階における動態というか方法とその効果のようなものを述べれたら…と考えてます。具体的内容としては、種子サイズ、種子散布、シードバンク、実生バンク etc.です。発芽阻害もやれたらいいなぁと考える熱帯夜であります。
 ***密度効果と個体群相互作用(大沼直樹) [#wb0bf73e]
 - 要旨
 -- 密度が個体群におよぼす影響、これをより詳しく見ると個体間の相互作用となってあらわれます。個体間相互作用がどのくらいの強さで、どのように起こっているのか、を定量的にあらわす方法としてサイズ分布や空間分布があります。また得られた規則を生じさせるメカニズムを明らかにしたい場合シミュレーション実験を行います。具体例をあげて分かりやすい発表をめざします。└(´▽`*)┘ガンバルゾー!! 
 -- 密度が個体群におよぼす影響、これをより詳しく見ると個体間の相互作用となってあらわれます。個体間相互作用がどのくらいの強さで、どのように起こっているのか、を定量的にあらわす方法としてサイズ分布や空間分布があります。また得られた規則を生じさせるメカニズムを明らかにしたい場合シミュレーション実験を行います。具体例をあげて分かりやすい発表をめざします。&br;└(´▽`*)┘ガンバルゾー!! 
 ***種の共存と種多様性(野々田秀一) [#r943ec05]
 - 要旨
 -- 林冠を構成し、林分で優占している種も、種子の段階から発芽、定着、成長、生残過程を経験しています。その結果として森林群落には様々な種が共存しているわけです。私の発表では樹木の共存メカニズムに関するモデルや仮説を概説し、かつ実際の森林における共存関係の具体例をいくつか列挙しながら理解を深めてもらいたいと考えております。現在の林分の構造、共存状態は過去から未来に続く一断面にしか過ぎませんが、その一断面の理解が林分動態の理解に繋がるということを伝えたいと考えたりもしています。それにしても熱帯夜ですね。クリーム心の一句「卓球に燃える初夏あせる夜」

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分野ゼミ/基礎ゼミ/林分動態部門 の変更点