*Density-dependence and co-existence of conifer and broad-leaved trees in a Japanese northern mixed forest [#i22ecc10]
 
 -日時:7月21日(金) 09:00-
 -場所:農学部中講堂
 -発表者:大沼直樹
 **発表文献 [#t14c8511]
 -雑誌:Journal of Vegetation Science 10 843-850 1999-著者:Hiura,T & Fujikawa,K
 -雑誌:Journal of Vegetation Science 10 843-850 1999
 -著者:Hiura,T & Fujikawa,K
 ** Abstract [#tf974907]
 本研究は北海道の針広混交林におけるトドマツとミズナラの共存状態を密度依存的推移行列を用いて解析し、成長率や枯死率の密度依存性を考える意味について評価したものである。密度依存的推移行列とは大径木から小径木への一方向的競争による密度効果により、成長率や枯死率といったdemographicな値が制限されると仮定した推移行列である。密度依存モデルによってミズナラとトドマツが共存できる更新率の範囲が示されたが、密度依存モデルによって予測された林分動態は実際のものとは全く異なるものであった。一方密度非依存的な推移行列による予測は実際の林分動態とよく一致していた。こうしたことから密度依存性は北方針広混交林の形成過程ではそれほど重要な意味を持たないことが明らかになった。
 本研究は北海道の針広混交林におけるトドマツとミズナラの共存状態を密度依存的推移行列を用いて解析し、成長率や枯死率の密度依存性を考える意味について評価したものである。密度依存的推移行列とは大径木から小径木への一方向的競争による密度効果により、成長率や枯死率といったdemographicな値が制限されると仮定した推移行列である。&br;密度依存モデルによってミズナラとトドマツが共存できる更新率の範囲が示された。しかし密度依存モデルによって予測された林分動態は実際のものとは全く異なるものであった。一方密度非依存的な推移行列による予測は実際の林分動態とよく一致していた。&br;こうしたことから密度依存性は北方針広混交林の形成過程においてそれほど重要な意味を持たないことが明らかになった。
 //**発表ファイル [#vda6c8d7]
 
 ** コメント [#f204568d]
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分野ゼミ/文献紹介ゼミ/2006-07-21 vol.34 のバックアップ差分(No.2)