家畜栄養生理学実験2016
この授業では、前半は反芻動物、後半は単胃動物を用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
第2回 糖質分解酵素の活性測定
前半のウシ(反芻動物)編では、ルーメン液を採取した後、粗飼料多給と濃厚飼料多給を模した条件で培養し、培養液中に含まれる微生物や発酵産物の解析から、反芻動物のルーメン発酵について考えていきます。
2回目の実験ではin vitro培養サンプルの糖質分解酵素(アミラーゼ・セルラーゼ)の活性を測定し、粗飼料多給条件および濃厚飼料多給条件でこれらの酵素活性がどのように異なるのかを確認しました。
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最初に小池先生から、実験の概要について説明がありました。 |
実験の注意点等、皆さん真面目に聞いております。 |
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今回は繰り返しピペット操作を行う実験でした。班員全員で協力して頑張っていました. |
試験管に必要な試薬を加えていくのですが、サンプル数が多いので取り違わないように真剣です。 |
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酵素反応終了後、試験管を熱湯に入れ酵素反応を停止させます。 |
加熱が終わったら、マイクロプレートに分注します。 |
今回は粗飼料多給区、濃厚飼料多給区それぞれの糖質分解酵素の活性を測定しました。
次回はSCFA濃度、アンモニア態窒素濃度の測定を行います。
それでは、次回もお楽しみに！
（担当：松葉）