家畜栄養生理学実験2017

 

この授業では、前半はウシ(反芻動物)、後半はラット(単胃動物)を用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


第1回 ルーメン液サンプリング、pH測定、in vitro培養の準備および

プロトゾア観察

前半のウシ(反芻動物)編では、ルーメン液を採取した後、試験管内(in vitro)で粗飼料多給と濃厚飼料多給を模した条件で培養し、それぞれの培養液中に含まれる微生物や微生物による発酵産物の解析から、反芻動物のルーメン内発酵について考えていきます。

初回の実験ではウシからルーメン液を採取し、pH測定と微生物の一種であるプロトゾアの観察を行いました。さらに採取したルーメン液を試験管内の培地に接種しました。


 

 



今年は、TAがウシからルーメン液を採取しました。
写真は元々ルーメン液を採取する予定だった羊です。

 

 


ルーメン液を吸っている三年生です。
口に入らないよう気を付けてください!!

 

今週は写真が少なくてすみません。
来週は粗飼料多給区、濃厚飼料多給区それぞれの糖質分解酵素の活性を測定します。

実験の基礎であるピペッティングを実践するとともに、酵素による飼料の分解について調べていきます。

それでは、次回もお楽しみに!

                                                                 

(担当:松葉)

                                                                                                                                               

 

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