家畜栄養生理学実験2016

 

この授業では、前半はヒツジ(反芻動物)、後半はラット(単胃動物)を用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


10回 アンモニア態窒素、乳酸、pHの測定

3週間にわたり、ラットの給与試験を行ってきました。

今回は、そのラットの盲腸内容物のアンモニア態窒素、乳酸、pHの測定し、飼料の違いが腸内フローラに与える
影響を検証します。

 

 

 

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まずは乳酸測定をします。前回に引き続き今回の実験もピペット操作が肝となります。とても慎重に取り組んでいます。

 

 

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とても良い笑顔です。

 

 

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O盛君です。カメラなんか見てないでしっかりと実験してください。

 

 

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今回は乳酸の反応の待ち時間の間に、アンモニアの定量も行いました。体に害のある試薬があるため、ドラフト内で行っています。

 

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機械を使って吸光度を測定します。前半でも同じ機械を使いましたが、やり方は覚えているでしょうか?

 

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測定結果から検量線を作成し、乳酸およびアンモニア濃度を算出します。結果はどうだったのでしょうか?

 

 

 

今回の栄養生理学実験は以上です。

次回はラット盲腸内SCFA濃度測定および、嫌気性ロールチューブの作成です。

それでは、次回もお楽しみに!

                                                                 

(担当:今川)

                                                                                                                                               

 

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