Weekly Pictures

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研究室の写真です。

普段の実験の様子から、みんなでイベントを楽しんでいる様子まで、

研究室の雰囲気が伝わるような写真を載せていきます

 

今回は8/3-6に韓国はスンチョン(順天)で開催されました

The 10th Korea-Japan-China Joint Symposium on Rumen Metabolism and Physiology

の様子をお伝えします。家畜栄養学研究室からは小林先生、小池先生、ソンジンさん、上野、岸、坂中が参加しました。

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  JRSは、1995年に本研究室の小林教授とソウル大学のJongKyu Ha教授のお二方によって設立された国際学会であり、1997
年の第一回目から2年毎に開催され、今回で10回目の開催となります。当初は日韓の二か国だけでしたが、第5回からは中国
も加わり、今では参加者100名を超える規模となっています。今回の第10JRSでは、ソンジンさんと上野さんが口頭発表を、
岸と坂中君がポスター発表を行いました。

 

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10JRSSunchon National Universityで行われました。こちらが、発表が行われた会場です。ガラス張りの外見に違わず、内装もとても綺麗で、3階には食堂もあり、学会中はほとんどをこの建物の中で過ごしました。

 

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開会式では、初回から全てのJRSに出席なさっている先生方に皆勤賞の授賞式が行われました。左から順に三森先生、竹中先生、小林先生、板橋先生、アバディーン大学のWallace先生、そしてHa先生です。

 

 

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初日は開始がすでに夕方だったことから、3名のみ口頭発表が行われました。写真はイリノイ大学のR. I. Mackie先生の講演の様子です。RNAシーケンスを用いて、Ruminococcus albusの繊維分解能について、異なる菌株間における違いを比較し評価する、という内容でした。

 

 

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発表の後は歓迎会。韓国の伝統的な踊りや音楽、歌が繰り広げられました。写真はR. J. Wallace先生がショーの補佐をしているところ。ユーモラスな動きで会場は大盛り上がり。さすがはユーモアの国イギリスですね。先生のお茶目な一面も見ることができ、とても楽しい催しでした。

 

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2日目はオーストラリアのC. S. McSweeney先生の講演から始まりました。ルーメン内のメタン生成を制御するためには、ルーメン内の水素について考えなければいけないようです。

 

 

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口頭発表を目前に控えた上野さんを撮影しました。使用するポインターが特殊なものなので、その使い方を教わっているようですが、心なしか笑顔が強張っているような気がします。

 

まちほ

ついに本番!上野さんの発表は日本らしく黒毛和牛の菌叢についてです。少し緊張していたようでしたが、リハーサル通りの綺麗な発音で落ち着いた発表でした。

 

 

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こちらはソンジンさん、ギンナン果肉のメタン低減効果を発表しました。内容はさすがの一言。落ち着いた丁寧な発表、質問にも流暢に回答しており、博士としての貫録を見せつけます。

 

 

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その素晴らしい発表を受けて、ソンジンさんがBest Oral Presentation Awardに輝きました!内堀さん、福間さん、近田さんに続き、当研究室からは4人目の受賞です。

 

 

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Best Oral Presentation Awardは各国から一人ずつ(ソンジンさんは日本枠)選ばれました。皆さんとても素晴らしい発表でした。おめでとうございます。

 

 

きし

一方こちらはポスター発表の様子です。ルーメンの研究じゃないにも関わらず、意外と多くの人が見に来てくれました。上手く説明でき、良い研究だと褒めていただいたこともあり、一方でここはこうしたほうがいいとのアドバイスもいくつかいただき、勉強になったと同時にモチベーションも上昇しました。

 

 

さかなか

こちらは坂中君の発表です。Wallace先生を相手に、懸命に説明している様子がうかがえます。坂中君のほうは発表のできはどうだったのでしょうか。

 

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ここからは学会以外の写真に移ります。こちらは私たちが3泊した宿泊施設。意外と広く、冷暖房完備でwi-fiも使える、と快適な部屋でした。ただ唯一の欠点は二人部屋にも関わらず鍵が一つしかないこと。本当の共同生活の始まりです。

 

 

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発表終了後はみんなでかき氷を食べに行きました。ここは韓国で有名なチェーン店らしく、手前がマンゴー、奥はきな粉味です。きな粉というととても意外なのですが、食べてびっくり、とても美味しくてみんなハマってしまいました。

 

 

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大学構内で早朝ジョギングも行いました。構内だけでは飽き足らず、ついには外にまで飛び出し、計5 kmを走破!私だけサンダルで走っていたので、ついていくのが大変でした。

 

 

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こちらは校外の折り返し地点での記念撮影。この3人は北海道マラソンでフルを走る人たちなので余裕の笑顔ですが、写真を撮っている人はこの時点で疲労困憊です。

 

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ここからは3日目に行われたテクニカルツアーの様子です。まず初めに訪れたのはここ順天湾。世界五大沿岸湿地の一つとして数えられ、一面に広がる葦が壮観です。

 

 

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湿地部分にはムツゴロウも見られました。少し見えにくいですが、写真の中央にいるの、分かりますか?ここスンチョンではムツゴロウ鍋なるものも有名だそうです。

 

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女生徒3人で記念撮影。左は信州大学M1の孕石さん。真ん中は韓国は慶北大学のTabitaさん。3人ともとても良い笑顔です。

 

 

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次に訪れたのは民俗村のNagan Fortress。ここは観光地でありながら実際に人が住んでいるそう。村の周りには厄除けのトーテムポール(?)がいくつもたっていました。

 

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園内には罪人の人形もありました。捕えられた罪人は、お尻をぺんぺんされる刑に処されたそうです(注:左側は人形ではありません)。

 

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土産物屋さんには蚕の幼虫が売られていました。韓国では人気のスナックだそうなのですが、参加者は誰も手を付けていませんでした。

 

 

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次に訪れたのが韓牛用のTMR製造工場。この会社は、「チリサン韓牛」という韓国でも有名なブランド牛の飼育・販売を手掛けているそうです。

 

 

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そのお味はいかがでしょうか。ということで昼食タイムです。チリサン韓牛をふんだんに使った鍋(?)でした。お肉はたっぷり、ご飯ももりもり進みます。

 

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最後に来たのは水族館。人気のスポットらしく中は人でごった返していました。大きな水槽の中には無数の魚が泳ぎまわり、観客を癒します。

 

 

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先生との記念写真もバッチリ。ちょうど後ろをサメが通った瞬間をパシャリ。

 

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夜のfarewell partyでは気心の知れた仲間で食卓を囲みました。そう、この後あんな恐ろしいこと(日本人学生代表としてみんなの前でカラオケ)があるとも知らずに…

 

 

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カラオケはなんとか「都ぞ弥生」で乗り切り、あと忘れてはいけない国際交流。韓国と中国の学生と自己紹介をし合い、うち数人とはfacebookで繋がるという快挙を成し遂げました!

 

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今回の学会は私たちにとって初の国際学会でしたが、それぞれ自分の研究の発表についてはベストを尽くせたことと思います。同年代の学生の発表を聞くことで刺激を受け、自分の発表に対しコメントをもらうことでモチベーションの向上にもつながり、とてもいい経験になったと感じます。

 

今回のweekly picturesはいかがでしたか?次回もお楽しみに!

 

                                      (担当:岸)

   

 

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