家畜栄養生理学実験2012 

 

名前を変えて全15回になったこの学生実験も今年で3度目です!
前半ではヒツジを、後半ではラットを用いて、動物が摂取した飼料がお腹の中でどう代謝されていくのかを考えます。
このページでは、慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。


5  ルーメン細菌からのDNA抽出、PCR

 

前半のヒツジ(ルーメン)編では、粗飼料を多給した区と濃厚飼料を多給した区を設定し、それらの飼料がお腹の中でどのように分解・発酵されていくのかを見ていきます。

今回は、ヒツジの第一胃(ルーメン)で大事なはたらきをしているルーメン細菌の叢がどのように変化しているのかを探る第一ステップとして

ルーメン内容物からのDNA抽出とPCRを行いました。

 

 

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今回行う実験はピペッティングが命です!!TAの七條君(左)の指導にも熱が入ります。

 

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まずはサンプルを混ぜていきます。加藤さん(右)の指導にも熱が入ります。

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ヒートブロックで温めて・・・

 

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PCRチューブに移してPCRを行います。バンドがしっかり出るかみんなで祈りましょう。

 

今回の栄養生理学実験は以上です。

次回はPCR産物を用いて、RFLPによるルーメン内細菌叢変化を見ていきます。

はたしてどんな結果になるのでしょうか?

それでは、次回もお楽しみに!

 

                                                                 

(担当:近田)

                                                                                                                                               

 

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