Weekly Pictures

 

研究室の写真です。

普段の実験の様子から、みんなでイベントを楽しんでいる様子まで、

研究室の雰囲気が伝わるような写真を載せていきます

 

今週のWeekly Pictures6/23-25にスコットランドのアバディーンにて開催された消化管微生物学会

 

Gut Microbiology : new insights into gut microbial ecosystems

の様子をお届けいたします。家畜栄養学研究室からは小池先生とAschD2)、榊(M1)、吉國(M1)の4名が参加させていただきました。

 

<学会の様子>

 

 

実際に学会が行われたAECC(アバディーン展示&会議センター)です。

 

 

 

こちらは登録などを行った受付なのですが、見ての通り非常にきれいでして、案内板なども参加者に対して見やすく丁寧に貼ってありました。こういった点は来年JRSを開催する側として参考にしていきたいと思いました。

 

 

 

Asch、榊、吉國の3人は今回ポスターでの発表でした。

学会の前日622日に各々のポスターを貼った際の写真です。

Aschの発表タイトルは

Genetic diversity and diet specificity of rumen Treponema unraveled by using newly designed PCR primers

で、今年出した論文の内容を発表しました。

 

 

 

私の発表は

Distribution of novel bacterial group U2 in hay- and concentrate-associated community in the rumen

というタイトルで卒業論文の内容を発表させていただきました。

 

 

 

榊さんも卒業論文の内容を発表しました。タイトルは

Genetic and phenotypic diversity of streptococci from the rumen of wild deer and domesticated sheep

で、今回偶然にも榊さんのポスターは私のポスターの隣でした。

 

 

 

ポスターを貼った後、『Drinks reception』が行われました。学会中は、口頭発表の間にこのようなコーヒーブレイクがあり、多くの研究者の方とお話をすることができました。

私は初めての学会発表であり、かつ英語で自分の研究について喋らなければならなかったので、この日はすごく緊張していました。

 

 

 

 

他の研究者の方々と互いの研究について話し合うことは非常に難しかったですが、自分が喋る際は皆真剣に聞いてくださり、質問をいただいたことは今後の研究の参考になりました。

 

 

 

実際の学会の様子です。口頭発表の会場は非常に広い会場で行われました。

 

 

 

学会の主催者のアバディーン大学のJohn Wallace教授です。前日の『Drinks reception』でお話させていただいたのですが、自分の研究について真剣に聞いてくださり、幾つか質問もいただきました。とても紳士的な方でした。

 

 

 

ポスター発表は23日と24日に行われたのですが、私たち3人の発表は23日でした。こちらは、Aschのポスター発表の様子です。

 

 

榊さんと私のポスター発表の様子です。事前に発表内容と質疑応答対策の準備をしっかりとしていったおかげで思っていたよりも緊張することなく質問にもしっかりと対応することができました。

 

 

 

 

 

前日に交流した方々も自分の発表を聞きに来てくださいました。

 

 

 

私と話しているのはイギリスのウォーリック大学の博士課程のFranckさんです。身長が2m近くあり、学会中はどこにいても目立っていました。ポスターの貼ってあった位置が近かったこともあり、互いの研究や住んでいる所について話している様子です。

 

 

 

こちらは口頭発表の様子です。3日間で招待講演、口頭発表が合わせて28題行われました。どれも英語での発表のため内容を理解することは難しかったですが、普段研究を行っているルーメンについての発表は興味深く聞くことができました。

 

私と近い年齢の人もどうどうと口頭発表を行い、積極的に質問している姿が印象的で、とても刺激になりました。

 

<学会中のイベント>

 

 

学会中は発表を行うだけでなく、様々なイベントがあり、他の研究者の方々と交流を行うことができました。

 

1日目の学会終了後、『Civic reception』が行われました。この写真は会場近くの砂浜での写真です。ちなみに、時刻は昼ではありません。夕方6時くらいです。夜の10時くらいまでこの明るさが続きます。びっくりですよね。

 

 

 

砂浜を歩くスーツの女性です。違和感がありすぎたため、3人とも皆写真を撮ってしまいました。

 

 

Civic reception』でのアバディーン市長の挨拶です。

 

 

 

会場の様子です。真ん中のグレーのスーツの方は論文で名前を何度も拝見したころのあるFlint先生です。学会中に、論文で名前を拝見したことのある方とお話できたことは光栄でした。

 

 

 

2日目の学会終了後には『Conference dinner』がありました。

 

 

 

小池先生のカメラに気づいた Yoon先生がピース!

 

 

 

最終日の学会終了後は懇親会とダンスパーティーが行われました。

 

 

 

非常にのどかな景色です。ダンスパーティーは左後ろの建物の中で行われました。皆ダンスを踊って疲れては外に出てきて休み、又踊りに戻るといった感じでした。

 

 

 

Mackie先生夫妻と小池先生です。Mackie先生は9月に当研究室にいらっしゃるので、その際には研究を含む色々なことを学びたいと考えています。

 

 

 

小池先生と発表を終えた3人の乾杯。3人とも学会が終わり安堵の表情です。

 

 

こちらはダンスパーティーの様子です。Ceilidhというダンスを踊ったのですが、思っていたよりも激しいダンスで皆汗をかきながら踊っていました。真ん中はイリノイ大学のGaskins 先生です。私に『踊るぞ!』と言ってきたのですが、先生の踊りの方は・・・。

 

 

 

今回は私にとっては初めての学会であり、また国際学会ということで学会中の全ての体験が刺激的あり、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今回の学会で得られた経験、そして反省点を次回学会に参加させていただく機会があればそこに生かせるよう努力していきたいと思います。

学会に修士の学生で参加していたのは自分たちだけであり、修士の学生でこのような貴重な経験をさせていただき、両先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今回のWeekly picturesでは、アバディーンの学会についての報告をさせていただきました。

『アバディーンや経由したアムステルダムの美しい景色』については来週UPする予定です!

次回のWeekly Picturesもお楽しみに。

 

                                      (担当:吉國)

   

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