Weekly Pictures

 

 

 

研究室の写真です。

普段の実験の様子から、みんなでイベントを楽しんでいる様子まで、

研究室の雰囲気が伝わるような写真を載せていきます

 

 

今週のWeekly Picturesは小林先生、M1の嵩、林が畜産草地研究所を訪問させていただいた様子をお伝えします。

飼料添加物チームが携わる「メタン低減プロジェクト」でも活躍する、ウシから発生するメタンなどのガスの生成量を測定するチャンバーの様子を見せていただきました。

(写真の写りがあまり良くないのですがご勘弁下さい)

 

 

 

あまり写りが良くありませんが、これがチャンバーです。

ウシ1頭が入るものなので、かなりの大きさです。

 

 

後ろから見るとこのような様子です。

若干ではありますが、中の様子も窺えるでしょうか?

 

 

これらがガスの測定目盛です。

流入・流出双方のガスの量を測定することで、ウシ一頭からどれだけのガスが生成されているのか実測することができます。

 

 

このような装置が計4台ありました。

非常に貴重な装置で、日本国内にもわずかしかないそうです。

 

 

チャンバー内のウシの足元はこのようになっています。

当然、ウシたちは糞や尿を排泄するのですが、それらをどのようにサンプリングするかというと・・・

 

 

地下で糞尿分離機とつながっているのです。

 

 

 

このように上下動が可能なので、上のチャンバー内と切り離した状態で糞や尿をサンプリングすることができます。

チャンバー内外で出入りが出来ないので、様々な工夫がされています。

 

 

右側にあります縦長の容器に糞を、その左側にあります平べったい容器に尿を集めます。

写真はそれらの容器を装置から出している様子です。

 

 

糞は混和機で撹拌します。

糞・尿ともに毛などを取り除いた部分をサンプルとします。

 

 

先ほどのチャンバー内のデータは別室のコンピューターで管理されています。

チャンバー、コンピューター、地下室と多くの方の連携によって試験ができるそうです。

 

 

 

 

文中にもありましたが、ウシ用のチャンバーは日本国内でもごくわずかとのことで、しかも、ちょうど私たちが訪問した前日から呼吸試験が行われており、

その現場を見学させていただけたのは貴重な経験になりました。

 

場内の説明などもしていただくなど、貴重なお時間を私たちのために割いて下さった畜産草地研究所の方々には大変お世話になりました。

この場をお借りして御礼申し上げます。

 

 

次回のWeekly Picturesもお楽しみに。

 

                                          (担当:林)

   

 

                                   

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