’07年度後期の畜産科学科3年生必修の家畜栄養学実験の様子です。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
★第五回 検出PCR(電気泳動)、制限酵素消化によるルーメン細菌叢解析(前編)
本実験では、粗飼料多給ルーメン液と濃厚飼料多給のルーメン液をサンプルに供します。
第五回では、前回のPCRによって増幅した16S rDNAの検出と、飼料の違いによるルーメン細菌叢の変化をみるためにRFLPを行いました。
まずはゲルの下準備から。アガロースを秤量しています。 |
アガロースを溶かしてエチブロを添加したら準備完了 |
(1班) |
(4班) |
(3班) |
(ゴハン) |
(2班) |
BPB溶液とPCR産物を混合中。TA奥平さんの目が光ります。5回目となると皆さんピペットの扱いも慣れたものです。 |
その後、慎重にウェルにサンプルをロードしていきます。 |
泳動の待ち時間に「培地選手権」の準備を行いました。上の写真は2班が用意してくれた炭素源たち。 |
培地の分注。炭酸ガスを噴射しながら行うことでルーメン内と同じ嫌気状態を保ちます。 |
分注後。このあと滅菌して培地完成となります。 |
ユニークな炭素源を用意してくれた5班。ハンゲートチューブにつまみを入れたのは世界で彼らが初めてでしょう。 |
そーこーしてる間に電気泳動終了!! |
(4班)1.5kbに鮮明にバンドが検出されました。おめでとう! |
バンドをどこかに忘れてきてしまった人々 時には期待する結果が出ないときもあります。 |
RFLPの準備中。今日はSau3ATによる制限酵素消化を行って、来週電気泳動による細菌叢解析を行います。 |
カメラ目線@ |
カメラ目線A |
お疲れ様です!!! |
さぁいよいよ家畜栄養学研究室担当分は来週で最後です!
細菌叢の変化はクリアに観察できるのでしょうか?
カメムシ培地でルーメン細菌は増殖できるのでしょうか?
発表会にむけて最後のデータを良きものにしましょう!