’07年度後期の畜産科学科3年生必修の家畜栄養学実験の様子です。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
★第二回 ルーメン液の糖質分解酵素活性の測定
本実験では、粗飼料多給ルーメン液と濃厚飼料多給のルーメン液をサンプルに供します。
今回は、それぞれのルーメン液のセルラーゼ活性とアミラーゼ活性を測りました。
今回では、ピペッティングが命です。正確な量を測り取らないと、あとあと困るので、どの班も真剣です。 |
慎重に慎重に・・・。 |
二人だけの5班は少々きつそうでしたが、抜群のコンビプレイでがんばってました。 |
セルロースとデンプンの構造の違いを解説。β-グルコースが繋がってセルロースに、α-グルコースが繋がってデンプンになります。 |
38度の恒温漕で1時間インキュベート開始するところ。わらわらとS352室に集まってきます。 |
反応がすんだらDNSを加え、100度に加熱して発色させます。もう見た目で色の違いがはっきりと出ていますね。 |
色の違いを数値化する、その名もプレートリーダー。 一定の波長の光を通して、その吸光度を測定します。当研究室では様々な実験で大活躍です。 |
エクセルでデータ処理。検量線書いて、さっきの吸光度コピペして、計算式入れて・・・。もうパソコン苦手なんて言ってられませんね。 |
真剣ですね。 奥は、パソコンを見ながら結果を考察しているシーン |
おつかれさまでした。 |
今回の実験では、うまくいった班とそうでない班があったと思います。
最初のピペッティングがうまくいってないと、良い結果も出なかったと思われます。
予想したとおりの結果がでた班は、なぜそうなったのか、よ〜く考えてみてください。
ではでは。