’06年度後期の畜産科学科3年生必修の家畜栄養学実験の様子です。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
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第5回 ルーメン内の揮発性脂肪酸(VFA)の定量
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ルーメン内における主要な発酵産物である揮発性脂肪酸(VFA)を、ガスクロマトグラフィーを用いて定量し、そこからルーメン内のVFA濃度を求めました。
まずはじめに小林先生のほうからガスクロマトグラフィーの説明がありました。 |
その後、実際にガスクロを使ってVFAの測定に入りました。 ガスクロエキスパートの鈴木君が使い方を懇切丁寧に指導。 |
サンプルを注入する瞬間。この注射器をさすのにはコツがいて、みんな中々に苦戦していました。 |
1つサンプルを打ったら次は12分後に別のサンプルをあっていきます。サンプルを打つのは一瞬なんで結構待ち時間があるのがガスクロの特徴です。 |
そんな待ち時間の合間に去年までの栄養学実験発表スライドを観賞。凝ってるのやらシンプルなものまでさまざま。今年はどんなプレゼンになるのか楽しみです。 |
すべてのサンプルが打ち終わったらパソコンで濃度を計算します。機器の操作だけでなくこうしたデータ解析も実験における重要なスキルのひとつです。 |
今回で実験も5回目、発表に向けて着実にデータがたまってきました。
次回はルーメン内のアンモニアの定量をお届けします。