’06年度後期の畜産科学科3年生必修の家畜栄養学実験の様子です。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばる初々しい3年生の模様をお伝えします。
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第2回 プロトゾアスケッチ
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顕微鏡によりルーメン微生物の一種であるプロトゾアを観察し、その細胞内器官や飼料植物片を体内に取り込む様子を観てスケッチをしました。
前回計数したプロトゾアを、今度はスケッチします。 みんな真剣な表情で顕微鏡に向かいます。 |
今回ターゲットとして探したのは、大型で植物片を取り込んでいるプロトゾアです。怪しげなやつを見つけた矢野君がTAの後藤さんに相談中。 |
スケッチが終わったら今度はプロトゾアの写真を撮り、それをパソコンに取り込んでプリントアウトします。 |
写真撮影はひとりずつ順番に。待つ人々の様子。 |
酒井君、顕微鏡をのぞきすぎて目が疲れたんでしょうか? どうやら片目で見ようとしている模様。 |
撮影した写真とともに記念撮影! いいのがとれましたか? |
それではここで、実際に撮影したプロトゾアの写真数枚を紹介したいと思います。 |
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撮影者:鎌田さん Diplodinium 属のプロトゾアでかなり大型のものです。 緑の粒で見える細かな植物片を取り込んでいるのが分かります。 |
撮影者:渡部さん こちらは小型のものですが、はっきりと大き目の植物片を取り込んでいるのが分かります。細胞内の水色に染まっているものは核(大核)です。 |
みんな慣れないスケッチに苦労しながらも、いろいろなプロトゾアを見て楽しみながら観察できたようです。
次回はルーメン内のヌクレアーゼ(DNAse)活性の測定の様子をお届けします。